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30-136 消化管手術と合併症の組合せである。

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30-136 消化管手術と合併症の組合せである。正しいのはどれか。2つ選べ。

(1)胃切除———–乳酸アシドーシス

(2)十二指腸切除 —– 葉酸欠乏

(3)小腸広範囲切除—-下痢

(4)回腸切除———ビタミンB12欠乏

(5)回盲部切除——–ビタミンC欠乏

解答・解説を見る

 

(1)胃切除———–ビタミンB12欠乏
 ⇒胃切除後は、ビタミンB12欠乏による悪性貧血及び巨赤芽球性貧血が起こることがある。

 乳酸アシドーシスは、ビタミンB1欠乏により生じる。

(2)十二指腸切除 —– 鉄欠乏
 ⇒十二指腸の切除後は鉄欠乏による鉄欠乏性貧血となることがある。

(3)小腸広範囲切除—-下痢
 ⇒小腸の広範囲切除によって起こる短腸症候群では、脂肪性下痢に注意する。炭水化物やたんぱく質、電解質などの栄養素の吸収は低下する。

(4)回腸切除———ビタミンB12欠乏
 ⇒回腸はビタミンB12の吸収場所である。

(5)回盲部切除——–ビタミン12欠乏
 ⇒回盲部とは、回腸と盲腸の接合部である。

 

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