〇(1) 唾液分泌は、阻しゃくによって増加する。
また、唾液には漿液性唾液と粘液性唾液があり、分泌は交感神経と副交感神経によって支配されている。
・漿液性唾液→副交感神経刺激によって分泌亢進
・粘液性唾液→交感神経刺激によって分泌亢進
(2) 胃におけるたんぱく質の消化酵素は、ペプシンである。
ペプシンは、胃の主細胞からペプシノーゲンとして分泌され、塩酸によってペプシンという消化酵素になる。
(3) 胆汁は、消化酵素を含まない。
胆汁の役割⇒脂肪を乳化させて消化を助ける。
(4) フルクトースは、SGLT5(フルクトース輸送担体)により促進拡散によって吸収される。
グルコースはSGLT1によって能動輸送される。
〇(5) 非ヘム鉄の吸収は、共存する食品成分の影響を受ける。
■栄養マメ知識
タンパク質は英語で?…protein(プロテイン)
脂質は英語で?…Lipid(リピッド)
炭水化物は英語で?…carbohydrate(カーボハイドレイト)
ミネラルは英語で?…mineral(ミネラル)
ビタミンは英語で?…vitamin(ビタミン)