⑴ フードバランスシート(食料需給表)には、
わが国で供給される食料の生産から最終消費に至るまでの総量が示されている。
食料需給表は、農林水産省,食料需給表の概要によれば、「食料需給の全般的動向、栄養量の水準とその構成、食料消費構造の変化などを把握するため、我が国で供給される食料の生産から最終消費に至るまでの総量を明らかにするとともに、国民1人あたりの供給純食料及び栄養量を示しており、食料自給率算出の基礎としても活用されるものである。」-農林水産省,食料需給表の概要,https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/zyukyu/gaiyou/.2021年3月7日アクセス。
⑵ フードマイレージとは、生産地から消費地までの
食料の輸送量と輸送距離を乗じた値のことである。
フードマイレージは、輸送に伴うCO2が地球環境に与える負荷に着目した値である。
〇⑶ フードデザートとは、生鮮食料品へのアクセス低下により、社会的に孤立している者や貧困者へ健康被害が生じる社会的な問題。
例1:足の悪い高齢者がスーパーまで買い物にいくことができない。または、買い物にいくことができたとしても、重い荷物は運べないので買える食品が限られてしまう(「キャベツ、大根は重たくて持ち帰れないからやめておこう…」)
例2:「お金がないので300円のツナサラダは買わずに、今日は菓子パン(100円)だけで食事を済ませてしまおう…」
⑷ スマート・ライフ・プロジェクトでは
「健康寿命を延ばしましょう!」をスローガンとし、国民全体が人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日が送れることを目標としている。
厚生労働省,スマートライフプロジェクト, https://www.smartlife.mhlw.go.jp/.2021年3月7日アクセス.
国産農産物の消費拡大を目指す国民運動は、フード・アクション・ニッポンである。
⑸ 家庭系食品ロス量(284万トン)は、事業系食品ロス量(328万トン)より
少ない。(平成29年度)