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二次性高血圧について

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二次性高血圧には、大きく分けて腎性と、内分泌性がある。


 腎性

腎性 → 腎実質性 or 腎血管性

腎性はさらに、腎炎などの腎実質性と、腎動脈の狭窄で血液が減少し、レニンが分泌されることでRAAS系を介して血圧をあげる腎血管性に分けられる。
 

 内分泌性

内分泌性では、原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫などがある。

①  原発性アルドステロン症
  ・副腎皮質の病変により血中のアルドステロン濃度が上昇する病気
  (アルドステロンは腎臓の遠位尿細管でにおけるナトリウムの再吸収を促進するため産生過剰で高血圧となる。)

②  クッシング症候群
  ・副腎皮質でコルチゾールというホルモンが過剰に分泌され、満月様顔貌や中心性肥満など特徴的な症状を示す病気。
  ・高血圧症、糖尿病(高血糖)、脂質異常症及び肥満、骨粗鬆症など生活習慣病と類似した合併症を発症する。

③ 褐色細胞腫
  褐色細胞腫とは副腎髄質の病気で、アドレナリンやノルアドレナリンが過剰産生される。
  副腎髄質あるいは脊髄に沿った交感神経節細胞にできる腫瘍

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