38-152「避難所における食事提供の計画・評価のために当面の目標とする栄養の参照量」に関する記述である。

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38-152「避難所における食事提供の計画・評価のために当面の目標とする栄養の参照量」に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

⑴ 摂取不足を回避すべき栄養素として、炭水化物の摂取量が示されている。

⑵ 摂取不足を回避すべき栄養素として、ビタミンCの摂取量が示されている。

⑶ 過剰摂取を回避すべき栄養素として、脂質の摂取量が示されている。

⑷ 高齢者において配慮が必要な栄養素として、カルシウムの摂取量が示されている。

⑸ 成長期の子どもにおいて配慮が必要な栄養素として、ビタミンDの摂取量が示されている。

 

厚生労働省. 『第38回管理栄養士国家試験の問題(午後の部)』(2024) . https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001218344.pdf, (2024年7月27日閲覧)

解答・解説を見る

 

⑴ 摂取不足を回避すべき栄養素として、〔たんぱく質、ビタミンB1 、ビタミンB2、ビタミンC〕の摂取量が示されている¹。

 

⑵ 摂取不足を回避すべき栄養素として、ビタミンCの摂取量(80 mg 以上/日)が示されている¹。

正しい。

 

⑶ 脂質は、〔過剰摂取を回避すべき栄養素として示されていない〕¹。

しかしながら、エネルギー摂取量は過不足を回避することが示されているため(1,800~2,200 kcal/日)、脂質の過剰摂取によるエネルギー過剰には注意が必要である。

 

⑷ 〔骨量が最も蓄積される思春期(特に6~14歳)〕において配慮が必要な栄養素として、カルシウムの摂取量が示されている¹。

 

⑸ 成長期の子どもにおいて配慮が必要な栄養素として、〔ビタミンA〕の摂取量が示されている¹。

欠乏による成長阻害や骨及び神経系の発達抑制を回避する観点から、成長期の子どもにおいて配慮が必要な栄養素として、ビタミンA摂取量が示されている¹。

 

参考資料

  1. 厚生労働省「避難所における食事の提供に係る適切な栄養管理の実施について」, https://www.mhlw.go.jp/content/000622197.pdf(2024/7/27閲覧)

 


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