38-142 健康日本21(第二次)の目標のうち、最終評価で「悪化している」と判定された項目である。

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38-142 健康日本21(第二次)の目標のうち、最終評価で「悪化している」と判定された項目である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

⑴ 肥満傾向にある子どもの割合の減少

⑵ 低栄養傾向(BMI20以下)の高齢者の割合の増加の抑制

⑶ 20歳代女性のやせの者の割合の減少

⑷ 食塩摂取量の減少

⑸ 共食の増加(食事を1人で食べる子どもの割合の減少)

厚生労働省. 『第38回管理栄養士国家試験の問題(午後の部)』(2024) . https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001218343.pdf, (2024年6月24日閲覧)

解答・解説を見る

正しいのは⑴ 肥満傾向にある子どもの割合の減少である。

 

その他の悪化した項目:

「メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少」
「睡眠による休養を十分とれていない者の割合の減少」
「生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者(一日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上の者)の割合の減少」

 

⑴ 肥満傾向にある子どもの割合の減少は、〔悪化している

 

⑵ 低栄養傾向(BMI20以下)の高齢者の割合の増加の抑制は、〔目標値に達した〕。

低栄養傾向(BMI20以下)の高齢者の割合はm策定時17.4%、最終評価時16.8%であった。

 

⑶ 20歳代女性のやせの者の割合の減少は、〔変わらない〕。

20歳代女性のやせの者の割合は、策定時29.0%、最終評価時20.7%と減少傾向ではあるが、いまだ目標値に達していない。

 

⑷ 食塩摂取量の減少は、〔現時点で目標値に達していないが、改善傾向にある

食塩摂取量は、策定時は10.6g、最終評価は10.1gであり、現時点で目標値に達していないが、改善傾向にある。

 

⑸ 共食の増加(食事を1人で食べる子どもの割合の減少)は、〔目標値に達した〕。

 

参考文献

  1. 厚生労働省(2022)健康日本21(第二次)最終評価報告書 概要」.


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