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25-90 栄養アセスメントの検査項目と病態に関する組合せである。

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25-90 栄養アセスメントの検査項目と病態に関する組合せである。正しいのはどれか。

(1) 尿中3-メチルヒスチジン - 耐糖能異常
(2) 血中ヘモグロビンA1C   - 甲状腺機能異常
(3) クレアチニンクリアランス - 腎機能異常
(4) 血清ケトン体       - 免疫能異常
(5) 血清レチノール結合たんぱく質 - 脂質代謝異常

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(1) 尿中3-メチルヒスチジン

 尿中3-メチルヒスチジンは、筋肉量を反映する。甲状腺機能低下症や低栄養で低値となり、甲状腺機能亢進症や糖尿病等で高値となる。

(2) 血中ヘモグロビンA1

 ヘモグロビンA1cは、1~2か月前の平均的な血糖値を反映する。耐糖能異常の指標となる。

(3) クレアチニンクリアランス - 腎機能異常

 クレアチンクリアランスは、腎糸球体の濾過能を反映する指標である。腎障害により値は低下する。

(4) 血清ケトン体

 血清ケトン体は、通常は陰性(-)となるが、糖尿病や栄養不足などにより陽性(+)となる。

(5) 血清レチノール結合たんぱく質

 血清レチノール結合たんぱく質は、タンパク質栄養状態を反映する。半減期の短い血清タンパク質で、重要な栄養指標であるRTP(rapid turnover protein)の一つである。

 RTPには、血清レチノール結合タンパク質以外に、トランスサイレチン(プレアルブミン)、トランスフェリンがある。

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