39-94 嚥下機能を評価するためのスクリーニング法である。

スポンサーリンク


39-94 嚥下機能を評価するためのスクリーニング法である。 最も適当なのはどれか。1つ選べ。

⑴ Functional Independence Measure(FIM

⑵ Fall Risk Index(FRI

⑶ Geriatric Nutritional Risk Index(GNRI

⑷ Mini-Mental State Examination(MMSE

⑸ Repetitive Saliva Swallowing Test(RSST

 

厚生労働省. 『第39回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2025) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001428960.pdf, (2025年7月1日閲覧)

解答・解説を見る

 

⑴ Functional Independence Measure(FIM

FIM機能的自立度評価法である。

日常生活動作(ADL)に関する自立度を評価する指標であり、

嚥下機能を直接評価するものではない。13の運動項目と5つの認知項目からなる。

 

⑵ Fall Risk Index(FRI

FRI転倒リスクを評価する指標である。

5つの質問に答えることで、簡易的に転倒リスクを評価することができる。

 

⑶ Geriatric Nutritional Risk Index(GNRI

GNRI高齢者の低栄養リスクを評価する指標で、

血清アルブミン値と体重をもとに算出される。

栄養状態の評価に有効だが、嚥下機能の評価はできない。

 

⑷ Mini-Mental State Examination(MMSE

MMSE(ミニメンタルステート検査)は認知機能を簡便に評価する検査で、

主に認知症のスクリーニングとして用いられる。

嚥下に関する情報は含まれない。

 

⑸ Repetitive Saliva Swallowing Test(RSST

正しい。

RSST(反復唾液嚥下テスト)は、

30秒間に何回唾液を嚥下できるかを評価するスクリーニング法。

嚥下機能の低下が疑われる高齢者や脳卒中患者などの

簡易スクリーニングに用いられる。

 

 

他のスクリーニングツールの英語名を

そこまでじっくりと対応する必要はないが

余力があれば・・・。程度で良い。

文責:アヒル(O)


スポンサーリンク


Insert math as
Block
Inline
Additional settings
Formula color
Text color
#333333
Type math using LaTeX
Preview
\({}\)
Nothing to preview
Insert