39-72 空腹時と比べたときの食後の糖質代謝に関する記述である。

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39-72 空腹時と比べたときの食後の糖質代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

⑴ 骨格筋への血中グルコースの取り込みが抑制される。

⑵ 肝臓グリコーゲンの合成が抑制される。

⑶ グルコースからの脂肪酸の合成が亢進する。

⑷ 乳酸からのグルコースの合成が亢進する。

⑸ アラニンからのグルコースの合成が亢進する。

厚生労働省. 『第39回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2025) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001428960.pdf, (2025年4月2日閲覧)

解答・解説を見る

この問題では、食後の代謝を考えれば良いので

食後お腹いっぱいのとき太るとき血糖値が上がっているときインスリンが分泌されているとき

など、適宜読み替えて選択肢を考えれば良い。これだけで大半が解けるが

もし解きづらい選択肢があった場合は「空腹時」を考えて、それの逆!と想像すれば解けると思う。

 

⑴ 骨格筋への血中グルコースの取り込みが〔 促進される 〕。

食後血糖値が上がっているときであり、インスリンが分泌されているときである。

インスリンの働きは「骨格筋や脂肪組織などへの血糖(グルコース)の取り込み促進」であるため

食後は、骨格筋への血中グルコースの取り込みが促進される

 

⑵ 肝臓グリコーゲンの合成が〔 促進される 〕。

肝臓のグリコーゲンは、血糖値が高いときにたくさん合成&貯蔵され、

血糖値が低下したときに分解&放出され、血糖値の維持に利用される。

食後血糖値が上がっているときなので肝臓はグリコーゲンを合成して貯蔵しようとする。

 

⑶ グルコースからの脂肪酸の合成が亢進する。

正しい。脂肪酸が合成される太るとき と読み替えられるので

太るとき食後、満腹のとき となる。

デンプン(グルコースのかたまり)を食べ過ぎて太ったときに、

皮下脂肪や内臓脂肪が増えるのはグルコース→脂肪への変換が起きているからである。

 

⑷ 乳酸からのグルコースの合成が〔 抑制される 〕。

⑸ アラニンからのグルコースの合成が〔 抑制される 〕。

乳酸からグルコースを合成するのは「コリ回路」である。

また、アラニンからグルコースを合成するのは「グルコース-アラニン回路」である。

これらは、糖新生の一種である。

糖新生が活発に行われるのは、血糖値が下がっているときであり

食後、満腹のときは、糖新生をする必要がないのでこれらの代謝は抑制される

 

文責:アヒル


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