(1) 飲水中枢は、〔
視床下部 〕にある。
摂食や飲水、体温調節、性行動など生物の本能的なものは「視床下部」に多い
〇 ⑵ 橋は、中脳と延髄の間にある。
正しい文章です。橋は中脳と延髄の間にあり、
三叉神経、顔面神経などがここを通っています。
また呼吸の調節にも一部関与しています。
(3) 錐体路の神経線維の多くは、〔
延髄 〕で交叉する。
大脳からの運動の指令を筋肉に伝えるルートとして「錐体路」と「錐体外路」があります。
「錐体路」は随意的な骨格筋の運動指令を伝達するルート
「錐体外路」は無意識に骨格筋を動かすような指令を伝達するルートとして利用されます。
パーキンソン病では「安静時振戦」や「姿勢反射障害」といった「錐体外路症状」が現れます。
いずれも無意識下の運動や姿勢の保持など「錐体外路」っぽさがわかると思います。
(4) 顔面神経は、〔
舌(の前2/3程度)での味覚感知 〕を支配する。
顔面神経は舌の前2/3での味覚感知と表情筋の運動などに関与します。
選択肢中の舌の運動は「舌下神経」が担っています。
(5) 交感神経の興奮は、瞳孔を〔
散大 〕させる。
交感神経は「闘争」と「逃走」に関与するものです。
「ライオンから逃げるとき」を想像してみましょう。詳しくはShort動画まで!
文責:アヒル