(1) 〔 複数箇所に分散させて 〕保管する。
1か所にまとめて備蓄していると、物が散乱して立ち入ることのできない場所になってしまったり、浸水してしまったりした場合に備蓄品が全滅するおそれがある。
(2) 災害時には電気が使えないことも想定されるため、専用冷蔵庫は適切な準備ではない。
(3) 〔 3日分以上 〕の準備をする。
非常用食料は通常3日分を目安とする[1]。地域特性などで3日分では不足する場合、必要な日数分を準備する。
〇(4) 要配慮者に対応できる備蓄食品を準備する。
正しい選択肢。食事制限のある疾患や、食物アレルギー、高齢者、乳幼児などに対応できる準備が必要である。
(5) 備蓄食品を活用した献立は、〔 災害発生以前 〕に作成する。
平常時の災害対策として、災害時用の献立を作成しておく。
類似問題
27-188 病院給食施設の災害時対策に関する記述である。
30-177 災害時対策として、平常時から整備しておくべき事項である。
32-179 給食施設において、災害時のために購入する備蓄食品である。
日本に住む以上「災害対策」や「災害前の備え」、「災害時の対応」などは
今後より重要視されます。しっかり覚えておきましょう。
また「電気・ガス・水道がない」状況も想定できるようにしておきましょう。
(※ちなみに大学などで「手計算で栄養価計算できるようになれ」と言われるのは
学生への嫌がらせではなく、災害時停電でPCを使えないときのためです。)
文責:アヒル(O)