⑴ 経管栄養は、禁忌である。
神経性やせ症で経口摂取が困難な場合は積極的に経腸栄養や静脈栄養を利用するべきです。
⑵ エネルギーは、〔 500 kcal/日 〕から開始する。
神経性やせ症やその他の疾患などで、中長期間、ほとんど摂食ができていない場合に
いきなり健常時と同様の栄養素摂取を行うと
「リフィーディング症候群」をきたすため非常に低いエネルギー摂取から始める必要があります。
一般的に500kcal〜1000kcal/日または10〜15kcal/kg標準体重/日と言われていますが
国試では「500kcal程度」で覚えておけば問題ないと思います。
今回のように、誤肢として「健康な時と同じだけのエネルギーを摂取する」が頻出するのでその辺りも把握しておきましょう。
⑶ たんぱく質は、〔 積極的に摂取 〕する。
(2)の解説のように摂取エネルギー量がかなり低く制限されるので
サルコペニアなどの予防も兼ねて、たんぱく質は積極的に摂取する必要があります。
⑷ 嗜好食品は、禁止する。
嗜好食品を禁止する必要はなく、「嗜好食品であれば摂取できる」などの場合、
積極的に活用し栄養素の摂取や体重増加を目指す方が良いとされています。
〇⑸ 血清カリウム値を、モニタリングする。
正しい選択肢です。
絶食や摂食障害から、急激に栄養素やエネルギーの摂取をした場合、
リフィーディング症候群のリスクがあります。
リフィーディング症候群では、
血糖値の増加や血中のカリウムやリンが細胞内に取り込まれることで
血清カリウムやリンの量が急激に低下し、意識障害や心不全を引き起こす可能性があります。
そのため血清カリウム値をモニタリングし、リフィーディング症候群を避ける必要があります。
文責:アヒル
😫 解説を読むのに疲れたら・・・
気分転換に目を休めながら”聴く読書”はどう?
無料で試してみてね(期間中に解約で0円)
※Amazon公式サイトへ移動します。規約や無料期間などは遷移先を参照