SOAPの分類はよく出題されるので、しっかりわかるようにしておきましょう。
SはSubjective Dataで「主観的データ」を指します。
→対象者が話した内容で、いわゆる自覚症状や患者の私生活に関する発言内容です。
あまり表立っては言えませんが「〜〜〜などと述べており、捜査機関では余罪を」みたいに
〜〜〜に入るかが目安になります。
例:「むせるので食事がつらいなどと供述しており・・・」
OはObjective Dataで「客観的データ」を指します。
→観察や検査データなどが該当します。血圧150/100mmHg、体重80kgなどです。
AはAssessmentで「アセスメント, 評価」を指します。
→医師の診察やSおよびOを元にした診断がこれにあたり、
「糖尿病と診断された」や「食塩過剰と評価した」などある程度わかりやすい選択肢が出てきます。
PはPlanで「治療などの計画や今後の方針」を指します。
→Aの結果をもとに「今後〜〜をしましょう」や「〜〜を指導して教えましょう」などが計画になります。
これをもとに選択肢を見てみましょう。
⑴ S 血圧 158/105 mmHg
血圧は測定したデータなので「O:客観的データ」に該当します。
〇⑵ O エネルギー摂取量 2,800 kcal/日、食塩摂取量 16 g/日
正しい組み合わせです。
エネルギー摂取量や食塩摂取量は、測定・調査したデータなので「O:客観的データ」に該当します。
⑶ A 1 日当たりの食事摂取量の目安について指導する。
食事摂取量の評価・判定(Assessment)を受けた上で、「今後、どうするか?」の方針にあたるので
「P:治療などの計画や今後の方針」に該当します。
⑷ P ラーメンが好きで週 5 回食べている。
ラーメンを週5回食べている情報は「患者の私生活に関する発言」なので
「S:主観的データ」が該当します。
“「ラーメンが好きで週5回食べている。」などと供述しており捜査機関では余罪を・・・”が成立するので
Sの主観的データが該当します。
⑸ P エネルギー摂取量および食塩摂取量の過剰と評価した。
“過剰と評価した。”とあるので「A:アセスメント, 評価」が該当します。
Sは主観のイニシャルS (それってあなたの感想ですよね?のイニシャルSでも可)
Oは「お客さん」→「客観的」
Aはそのまま「アセスメント」
Pはそのまま「プラン」で覚えましょう。
文責:アヒル