⑴ たんぱく質の摂取量が不足すると、窒素出納が〔 負になる 〕。
窒素出納 = 窒素摂取量 - 窒素排泄量(損失量)で計算される。
よって、たんぱく質の摂取量が不足すれば、
体内で消費したものや皮膚粘膜の脱落などによる排泄&損失ばかりになるので
窒素出納は負になる。
※極端な話、摂取量0gと考えると、消化酵素や腸粘膜を排泄するだけで必ず負になるとわかる。
⑵ たんぱく質の摂取量が不足すると、ビタミンB6の必要量が〔 減少する 〕。
糖質はB1, 脂質はB2, たんぱく質はB6
それぞれの栄養素を多く摂ると対応するビタミンB群が多く必要!!
は必ず抑える。それをふまえれば、
「たんぱく質の摂取量が不足すると、ビタミンB6の必要量は減少する」とわかる。
※上記の大文字は、糖質・脂質・たんぱく質の代謝でも、水溶性ビタミンの代謝でも出題されうる。
またB1やB6は代謝経路のどこで使われるか?という目線で、人体の範囲(生化学)にも出題されうる。
つまり毎年4~6問分程度は「選択肢として登場する可能性のある知識」ということになる。
⑶ たんぱく質の摂取量が増加すると、尿中尿素量が〔 増加する 〕。
⑷ たんぱく質を過剰に摂取すると、アミノ酸の異化が〔 亢進する 〕。
たんぱく質をたくさん摂取すると、体内では、古いたんぱく質をたくさん分解し、新しいたんぱく質をたくさん合成しようとする。
※新しい材料が入ってきたので、新調しようとする。
その結果、アミノ酸の分解で生じる尿素は増加する。
また、「異化」とは、栄養素をバラバラに分解するという意味で(3)と同様にたんぱく質を多く摂ればその分、分解も進むので
「異化は亢進する」となる。(厳密には違うがこのように覚えておけばある程度問題ない)
〇⑸ エネルギー摂取量が不足すると、たんぱく質の必要量が増加する。
正しい。エネルギー不足時には、
たんぱく質(筋肉など)を異化(分解)してエネルギー源として利用するため、たんぱく質の必要量が増える。
アラニンからグルコースを作るなどの糖新生が亢進している。
※まぁそもそも、エネルギー摂取量が不足しているなら、
「たんぱく質でもいいから摂取してくれ!!」となるに決まっている。
文責:アヒル