39-67 なす200gから先端とへたを取り除き(廃棄率10%)、なす重量の5%のなたね油を用いて油いためを作った。表は、可食部100g当たりのエネルギー値および調理による重量変化率である。この油いためのエネルギー量(kcal)として、最も適当なのはどれか。

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39-67 なす200gから先端とへたを取り除き(廃棄率10)、なす重量の5%のなたね油を用いて油いためを作った。表は、可食部100g当たりのエネルギー値および調理による重量変化率である。この油いためのエネルギー量(kcal)として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。

⑴ 100

⑵ 105

⑶ 112

⑷ 131

  180

 

 

厚生労働省. 『第39回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2025) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001428960.pdf, (2025年4月8日閲覧)

解答・解説を見る

37-67、38-67、そして今回と連続で出題されている。

この手の問題の基本的な考え方は38-67に詳細に記載したので先に確認してほしい。

 

まず問題文の「なす200gから先端とへたを取り除き(廃棄率10)」から

なすの可食部重量を計算する。

200gのうち10%を廃棄するので、可食部は全体の90%である。

よって200 (g) × 0.9 = 180 g となる。

 

次に、このなすを油炒めにしたときの重量変化を見る。

表2段目の重量変化率76%というのは

「なすを油炒めにすると(水分が減ったり吸油したりして)、重量が生のときの76%になる」という意味である。

 

よって180gの生のなすを油炒めにすると

180 (g) × 0.76 = 136.8 g に変化する。

これが完成するなすの油炒めの重量である。

 

最後に、この「なすの油炒め136.8 g」のエネルギーを計算する

表2段目のなすの油炒め100 gあたり73 kcalを用いて

73 × 136.8/100 = 99.864 kcal

ゆえに

⑴100

 

重量変化率などしっかり把握しておきたい。

 

文責:アヒル


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