〇⑵ 特別用途表示の許可 内閣総理大臣
正しい。厚労大臣と都道府県知事の仕事は多すぎるので、
まず内閣総理大臣が関与するものだけを覚えるのが得策である。
厚労省と都道府県の区別は、
全国的なものは厚労省、地域個別に行うのは都道府県くらいに区別すればある程度解ける。
※統計系の実施主体(厚生労働省が行う、総務省が実施するetc…)も
厚労省管轄のものが多く出題されるので、それ以外を覚えていく方がラク。
⑴ 食事摂取基準の策定 〔 厚生労働大臣 〕
食事摂取基準の策定は厚生労働大臣である。本屋などで食事摂取基準の冊子の表紙を見てみるのも良い。
※ちなみに食品成分表(日本食品標準成分表)は、
厚生労働省でも農林水産省でもなく「文部科学省」である。
分析を行うことから元は科学技術庁の業務で、その後、文部省と科学技術庁の合併により文部科学省の扱いに。
もっと昔は別の本部があった。
⑶ 国民健康・栄養調査の調査世帯の指定 〔 都道府県知事 〕
⑷ 栄養指導員の任命 〔 都道府県知事 〕
⑸ 健康診査の実施等に関する指針の策定 〔 厚生労働大臣 〕
前述したが、厚労省と都道府県の区別は、
全国的なものは厚労省、地域個別に行うのは都道府県くらいに区別すると理解しやすい。
国民健康・栄養調査の実施地区の選択→国内の市町村全体からピックアップ=厚労省
国民健康・栄養調査の調査世帯の選定→国(厚労省)が決めた地域に住んでいる世帯のピックアップ=都道府県
栄養指導員の任命→調査世帯を回る人の任命なので都道府県
健康診査の実施等に関する指針の策定→健康診査の実施指針は全国共通でないと意味がないので厚労省
文責:アヒル