レプチンの「プ」は、まんぷくの「ぷ」です。満腹のときを想像して考えましょう。
(1) レプチンは主に
〔 脂肪細胞 〕から分泌されます。
満腹になると体内の脂肪が増え、脂肪細胞から分泌されるレプチンも増えます。
(2) 肥満者では血中濃度が
〔 増加 〕しています。
レプチンは脂肪細胞から分泌されるので、脂肪細胞が多い(大きい)肥満者は血中レプチン濃度が増加します。
(3) レプチン分泌時、エネルギー消費量は〔
増加 〕します。
レプチンが分泌されているとき=満腹のとき=エネルギー消費の亢進 となります。
イメージしづらい場合は「空腹のとき=エネルギー消費を抑制して餓死を防ぐ」を想像して
「満腹は空腹の真逆」と考えるとわかりやすいと思います。
(4) レプチンによって、摂食は〔
抑制 〕されます。
レプチンは「満腹」のときに分泌されるので、摂食は「抑制」されます。
→選択肢のように促進されてしまうと、「食べれば食べるほど摂食したくなる」というおかしなことになってしまいます。
〇(5) 血中レプチン濃度が高い状態が続くと〔 レプチン抵抗性 〕が増大します。
血糖値とインスリンの関係と同じです。
例) 血糖値が高い状態が続くと、慢性的にインスリンが出て〔 インスリン抵抗性 〕が増大する。
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文責:アヒル