⑴
3年に1回行われている。
患者調査は、患者の診療録の内容に基づく1日調査として毎年実施されたが、昭和59年からは、調査内容を充実し地域別表章が可能となるよう客体数を拡大するとともに、調査を3年に1回、医療施設静態調査と同時期に実施することとなった¹。
⑵ 医療施設は、医療施設基本ファイル(医療施設静態調査及び医療施設動態調査により得られた全国の医療施設情報)をもとに層化無作為抽出される。
⑶ 糖尿病の
推計患者数や受療率などが調査される。
推計患者数:調査日当日に、病院、一般診療所、歯科診療所で受領した患者の推計数。
受療率:推計患者数を人口10万人対であらわした数
〇⑷ 総患者数は、調査日当日に受診していない患者を含む。
総患者数は、調査日現在において、継続的に医療を受けている者(調査日には医療施設で受療していない者を含む。)の数を次の算式により推計したものである¹。
総患者数=推計入院患者数+推計初診外来患者数+推計再来外来患者数×平均診療間隔×調整係数(6/7)
⑸ 直近3回の調査によると、傷病分類別の入院の受療率は「循環器系の疾患」(令和2年 157、平成29年 180、平成26年 189)が「精神及び行動の障害」(令和2年 188、平成29年 199、平成26年 209)より
低い(10万人対)。
参考資料
- 患者調査(基幹統計)|厚生労働省 (https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/10-20-tyousa_gaiyou.html#01). 2024/3/20閲覧.