38-143 国民健康・栄養調査に関する記述である。

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38-143 国民健康・栄養調査に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

⑴ 前身である国民栄養調査は、関東大震災の発生を機に始まった。

⑵ 調査対象地区は、都道府県知事が定める。

⑶ 腹囲の計測の対象は、40 歳以上である。

⑷ 栄養摂取状況調査は、 3 日間実施する。

⑸ 個人の摂取量は、世帯全体の摂取量に世帯員ごとの摂取割合を乗じて算出する。

 

厚生労働省. 『第38回管理栄養士国家試験の問題(午後の部)』(2024) . https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001218344.pdf, (2024年6月26日閲覧)

解答・解説を見る

 

⑴ 前身である国民栄養調査は、〔貧困状態が問題となった戦後において、海外からの食糧援助を受けるための基礎資料を得ることを目的に、連合国軍司令部(GHQ)の指令に基づいて調査を実施したこと〕を機に始まった¹。

 

⑵ 調査対象地区は、〔厚生労働大臣〕が定める。〔調査世帯〕は、都道府県知事が定める。

 

⑶ 腹囲の計測の対象は、〔20歳以上〕である。

 

⑷ 栄養摂取状況調査は、 〔日曜日及び祝祭日を除く任意の1日〕実施する²。

 

⑸ 個人の摂取量は、世帯全体の摂取量に世帯員ごとの摂取割合を乗じて算出する。これを比例案分法という。

 

参考文献

  1. 国立健康・栄養研究所「国民栄養調査とは」(https://www.nibiohn.go.jp/eiken/chosa/kokumin_eiyou/abou_kokugen.html) 2024/6/26閲覧.
  2. 厚生労働省「国民健康栄養調査(令和元年)」


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