⑴ 高血圧治療ガイドラインによれば、Ⅰ度高血圧は、
「収縮期血圧 140 – 159 mmHg かつ/または拡張期血圧 90 – 99mmHg」と定義されている。
⑵ くも膜下出血は
くも膜下腔への出血である。
⑶ 最近 10 年間の死亡率は、脳内出血(25.9%)が脳梗塞(46.1%)を下回っている(令和2年度時点)。
過去10年間の死亡率は、人口動態統計調査(外部リンク)から確認することができる。
〇⑷ 糖尿病は、虚血性心疾患の危険因子である。
⑸
non-HDL コレステロール高値は、虚血性心疾患の危険因子である¹。
その他の虚血性心疾患の危険因子として、高血圧や喫煙がある。
ちなみに、non-HDL コレステロール値は、総コレステロール値からHDLコレステロール値を差し引いた値である。
参考文献
1 Castañer O, Pintó X, Subirana I, Amor AJ, Ros E, Hernáez Á, Martínez-González MÁ, Corella D, Salas-Salvadó J, Estruch R, Lapetra J, Gómez-Gracia E, Alonso-Gomez AM, Fiol M, Serra-Majem L, Corbella E, Benaiges D, Sorli JV, Ruiz-Canela M, Babió N, Sierra LT, Ortega E, Fitó M. Remnant Cholesterol, Not LDL Cholesterol, Is Associated With Incident Cardiovascular Disease. J Am Coll Cardiol. 2020 Dec 8;76(23):2712-2724. doi: 10.1016/j.jacc.2020.10.008. PMID: 33272365.