第38回(2024年)
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38-120 口内炎を繰り返す患者である。ビタミンB2欠乏が疑われ、医師より栄養食事指導の依頼があった。ビタミンB2を多く含む食品・料理である。
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38-119 たんぱく質・エネルギー栄養障害患者に栄養管理を開始し、 1 週間後に栄養状態を評価したところ、栄養状態の改善がみられた。この時の栄養アセスメントの結果である。
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38-118 50 歳、男性。血圧 158/105 mmHg。職場の健康診断で要精査となり、外来受診。同日、外来栄養食事指導を受けた。エネルギー摂取量 2,800 kcal/日、食塩摂取量 16 g/日、ラーメンが好きで週 5 回食べているとのことであった。エネルギー摂取量および食塩摂取量の過剰と評価し、 1 日当たりの食事摂取量の目安について指導した。この時の SOAP と記載内容の組合せとして、最も適当なのはどれか。
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38-117 急性心不全で緊急入院した患者に対し、集中治療室で利尿薬投与による加療が行われた。入院4日目症状は軽快し一般病棟に転棟して経口摂取が開始された。入院日から 4 日目までの臨床症状の変化をモニタリングした結果として最も適当なのはどれか。
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38-116 85 歳、男性。BMI 14.8 kg/m2。ADL 全介助。自宅で同じ年齢の妻から介護を受けている。寿司が好きであったが、現在は嚥下障害のためミキサー食と栄養補助食品を摂取している。体重は半年間で 5 kg 減少した。本人、妻とも自宅生活の継続を望んでおり、経管栄養は希望していない。この患者に初めて居宅療養管理指導を行うことになった。指導内容として、最も適切なのはどれか。
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38-115 中心静脈栄養法において、50% ブドウ糖基本輸液 700 mL(1,400 kcal)、総合アミノ酸輸液製剤 400 mL(100 kcal、窒素量 4 g)、20% 脂肪乳剤 100 mL(200 kcal)を投与した。この時の NPC/N 比である。
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38-114 経鼻胃管にて、1.0 kcal/mL の半消化態栄養剤(常温)を 100 mL/時で 200 mL 投与したところ、下痢が生じた。その対策に関する記述である。
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38-113 50 歳、男性。たんぱく質摂取量は 50 g/日、24 時間尿中尿素窒素排泄量は 6 g であった。尿中尿素窒素以外の窒素損失量を 4 g/日とした場合の窒素出納値(g)として、最も適当なのはどれか。
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38-112 臨床栄養で用いられる「P」を含む略語と、「P」に該当する英単語の組合せである。
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38-111 診療報酬および介護報酬と算定可能な対象者の組合せである。
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38-110 栄養教育プログラムの経済評価に関する記述である。
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38-109 地域在住高齢者を対象に、低栄養予防のための栄養教育を行った。形成的評価に用いる指標である。
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38-108 K高校陸上部において、競技力向上のための栄養教育を行うことになった。栄養教育プログラムを 6W2Hで整理した。Whatに該当するものとして、最も適当なのはどれか。
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38-107 肥満児童に対する個別指導の内容と目標の種類の組合せである。最も適当なのはどれか。
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38-106 K市では、ソーシャルマーケティングの考え方を活用して、食品ロスを減らすための普及啓発活動を行うことにした。ターゲット集団を、市内在住の子育て世代に定めた場合のチャネルとして、最も適切なのはどれか。