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行動の意図(行動の意思)、行動への態度、主観的規範、行動コントロール感とは?

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行動に影響を及ぼす心理的・社会的要因の一つに「行動の意図」がある。

 

それぞれを「野菜の摂取量を増やす」ことを目的とした栄養教育を例に解説する。

 

行動の意図(行動の意思)とは?

行動の意図(行動の意思)とは、ある行動を起こそうと思う気持ちの強さである。

例:野菜を食べる量を増やそうと思う気持ちの強さ。

 

行動への態度、主観的規範

行動の意図は、行動への態度主観的規範の影響を受ける。

例えば、「野菜を食べる量を増やそう」と思うためには、野菜を食べるとどういうメリットがあるのか、野菜を食べることで周囲からどのように思われるかなどが影響する。

 

① 行動への態度とは、行動することによって得られる結果に対する期待や、行動に対する考え方

例:「野菜をよく食べるようになったら、体調が良くなるかもしれない」と感じる

 

② 主観的規範とは、本人の周囲からの期待に応えようという社会規範による動機

例:「野菜を食べる量を増やしたら主治医(もしくは家族)から褒められるかもしれない。」と感じると行動を起こそうという気持ち(行動の意図)は高まると考えらえる。

また、主観的規範を高めるための管理栄養士からの声掛けとして「ご家族は、あなたがずっと健康でいることを願っていますよ。」と伝えることが過去の国家試験で出題されている。

 

 

行動コントロール感

また、これに行動コントロール感を加えたものが、計画的行動理論である。

行動コントロール感とは、ある行動を実行できると感じること。

例:「これくらいなら食べれそうだ」、「ミニトマトだったら簡単に食べることができるかも」

 

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