コンテンツへスキップ

23-7 無作為化比較対照試験(RCT)で用いられる手技に関する記述である。

    スポンサーリンク


    23-7 無作為化比較対照試験(RCT)で用いられる手技に関する記述である。誤っているのはどれか。

    (1) 介入群には試験薬を、対象群にはプラシーボ(placebo)を投与する。
    (2) 介入群は患者集団から、対照群は一般集団から無作為抽出する。
    (3) 乱数表を用いて、研究対象者を介入群と対照群とに分ける。
    (4) 研究対象者には、介入群と対照群のどちらに割り付けられたかを教えない。
    (5) 無作為割り付けを行う前に、インフォームド・コンセントをとる。

    解答・解説を見る

    (1) 介入群には試験薬を、対象群にはプラシーボ(placebo)を投与する。

    (2) 介入群は患者集団から、対照群も患者集団から無作為抽出する。
    (介入群も対照群もどちらも同じ群からランダムに抽出する。)

    (3) 乱数表を用いて、研究対象者を介入群と対照群とに分ける。
     無作為化比較対照試験(別名、ランダム化比較対象試験)という名前の通り、対象者を分けるときは乱数表をもちいて無作為に分ける。

    (4) 研究対象者には、介入群と対照群のどちらに割り付けられたかを教えない。
     教えたことによって、研究の結果にバイアスが生じてしまう。

    (5) 無作為割り付けを行う前に、インフォームド・コンセントをとる。
     インフォームドコンセント及び説明と同意は、必ず必要となる。

    スポンサーリンク


    関連記事