スポンサーリンク
目次
血管透過性とは?
血管透過性とは、血管壁を物質が通過する性質のことを表し、血管透過性が亢進すると、通常では血管壁を透過しないような分子の大きい物質も血管壁を透過できるようになる。
血管透過性はどのようなときに亢進するか?
血管透過性は、熱傷やアレルギー(プロスタグランジンやロイコトリエンなどの産生)などの炎症などによって亢進する。
血管の内側は、血管内皮細胞で覆われているが、通常、水や低分子の物質はこの血管内皮細胞を通過できるのに対して、血漿タンパク質のような分子量の大きい物質は通過できない。
しかし、アレルギー反応や炎症によって血管透過性が亢進すると血管内皮細胞の収縮により隙間ができ、分子量の大きい物質も通過できるようになる。
管理栄養士国家試験での出題傾向
「血管透過性」は、管理栄養士国家試験においては、熱傷との関連がよく出題されています。
スポンサーリンク