ホルモンとしてのインスリンのはたらきは〜・・・と考えると難しい。
ただし、インスリンが出るとき=血糖値が上がっているとき=満腹のとき
と考え、満腹時にどうなるか?を考えると正答の「GLUT4の細胞膜への移行」がわからなくても
その他の(1), (3)〜(5)は、明確に誤りとわかる。
⑴ 食欲を〔 抑制 〕する。
インスリンが出るとき=血糖値が上がっているとき=満腹のとき
なので、食欲は抑制される。
〇⑵ GLUT4の細胞膜への移行を促進する。
GLUT4はグルコースを細胞内に取り込むための入り口であるが、
通常は細胞の内側に隠れている。
細胞表面のインスリン受容体にインスリンが結合すると、細胞内でシグナル伝達(伝言ゲーム)が生じ
最終的にGLUT4が細胞表面まで移動してきてグルコースを取り込む。
インスリンがグルコースの取り込みを促進するのは上記のGLUT4の移行によるものである。
※少し難しいが他の選択肢を明確に消せるようになっておきたい。
⑶ グリコーゲンの分解を〔 抑制 〕する。
インスリンが出るとき=血糖値が上がっているとき=満腹のとき
なのでグリコーゲン分解は抑制され、グリコーゲン合成がおこなわれるはずである。
血糖 → グリコーゲンとして貯蔵 の流れ。
⑷ 糖新生を〔 抑制 〕する。
インスリンが出るとき=血糖値が上がっているとき
なので、わざわざ糖新生をして血糖値を上げなくても良いとわかる。
⑸ 体たんぱく質の分解を〔 抑制 〕する。
(4)と同様である。
エネルギー源として体たんぱく質を分解しないくて良いので、体たんぱく質分解は抑制される。
反対に体たんぱく質を合成する。
文責:アヒル