⑴ 健康日本 21(第二次)の最終評価において、「運動習慣者の割合の増加」は〔 変わらない 〕と評価された。
厚生労働省の「健康日本21（第二次）最終評価報告書」によれば、
運動習慣者の割合の増加は「変わらない(C)」と評価されている。
⑵ 健康日本 21(第二次)の最終評価において、「生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合の減少」は〔 悪化している〕と評価された。
厚生労働省の「健康日本21（第二次）最終評価報告書」によれば、
「生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合の減少」は「悪化している(D)」と評価されている。
「悪化している(D)」と評価された4項目は、上記の他に
・メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少
・適正体重の子どもの増加
・睡眠による休養を十分とれていない者の割合の減少 が挙げられている。
⑶ 健康日本 21(第三次)では、休養・睡眠に関する指標として、〔
具体的な睡眠時間が新たに設定された 〕。
健康日本 21(第三次)では、新たな目標として、「睡眠時間が十分に確保できている者の増加」が設定され、
指標として、「睡眠時間が6〜9時間(60歳以上については、6〜8時間)の者の割合」が設定された。
〇⑷ 健康づくりのための睡眠ガイド 2023 では、高齢者の床上時間は8時間以上にならないことが目安とされている。
正しい。高齢者の床上時間について具体的な目安が示されている。
高齢者は長時間の床上時間がかえって睡眠の質を低下させる可能性があるため、
8時間以上にならないよう推奨されている。
⑸ ブリンクマン指数は、「1日の喫煙本数」に〔 喫煙年数 〕を乗じた値である。
ブリンクマン指数は、喫煙開始年齢(何歳から吸い始めたか？)ではなく、喫煙年数(何年吸っているか？)を用いる。
厚生労働省. 健康日本21(第二次)最終評価報告書 概要 (2022年)
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000999445.pdf, (2025年3月29日閲覧)
厚生労働省. 健康日本21(第三次)の概要 (2023年)
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001158810.pdf, (2025年3月29日閲覧)
厚生労働省. 健康づくりのための睡眠ガイド2023 (2024年)
https://www.mhlw.go.jp/content/001305530.pdf, (2025年3月29日閲覧)
文責：アヒル
