39-107 健康教育において、目標設定を行うためにSMARTの法則を用いた。SMARTを構成する5つの項目である。

 

SMARTの法則とは、目標設定を効果的に行うための5つの要素を示す英単語の頭文字をとったものである。

S：Specific (具体的かどうか)

M：Measurable (測定可能かどうか)

A：Achievable (達成可能かどうか)

R：Relevant (適切かどうか、関連性があるか)

T：Time-bound (期限が設定されているか)

 

〇⑴ Specific

「毎日30分歩く」などのように、だれが見ても分かる具体的で明確な目標が効果的である。

 

〇⑵ Measurable

数値や回数など、達成度を客観的に判断できる目標が効果的である。

 

〇⑶ Achievable

現実的に目標が達成できそうであるかどうかは、目標設定に必要な要素である。

 

⑷ Representative

Representative(代表者・担当者)はSMARTの法則には含まれない。

RはRelevant (本来の目的に合致した目標であるかどうか)である。

 

〇⑸ Time-bound

「3か月以内に」など、時間制限を設けることも効果的である。

 

文責：アヒル(O)