38-165 一定食数を提供する給食施設における労働生産性(生産食数/労働時間)の向上につながる取組として、誤っているのはどれか。

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38-165 一定食数を提供する給食施設における労働生産性(生産食数/労働時間)の向上に

つながる取組として、誤っているのはどれか。1つ選べ。

 

(1) 調理機器の稼働率を上げる。

(2) 調理作業の標準化を行う。

(3) 調理技術の向上を図る。

(4) カット野菜を導入する。

(5) 生産品目を増やす。

 

厚生労働省. 『第38回管理栄養士国家試験の問題(午後の部)』(2024) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001218343.pdf, (2024725日閲覧)

解答・解説を見る

 

(1) 調理機器の稼働率を上げる。

正しい。

その日の献立で使用する調理機器の重複が無いようにするなど、

効率よく調理機器を稼働できるように計画することで労働生産性は向上する。

 

(2) 調理作業の標準化を行う。

正しい。

調理の手順調理操作調理時間温度などの「標準化」は、給食の品質保持だけでなく、

各々の調理場の施設、調理機器の性能などの諸条件を考慮して効率よく使うためのものでもあり、労働生産性の向上が見込める

 

(3) 調理技術の向上を図る。

正しい。

調理技術が向上する(例えば、キャベツの千切りが速くなる)ことで

ひとつの作業にかかる時間が短縮され、労働生産性が向上する。

 

(4) カット野菜を導入する。

正しい。

下処理にかかる時間を減らすことができるため、労働生産性は向上する。

 

(5) 生産品目を〔 減らす 〕。

生産品目が多いほど調理手順が増加し、労働生産性は低下する。

 

類似問題

35-166 1 日 1,000 食(朝食・昼食)をクックサーブ方式で提供する事業所給食施設において、労働生産性を高めるための検討事項に関する記述である。

 

文責:アヒル(O)


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