39-152 母子に対する公衆栄養に関する記述である。

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39-152 母子に対する公衆栄養に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

⑴ 未熟児の訪問指導の実施主体は、都道府県である。

⑵ 乳児の健康診査の対象月齢は、全国で統一されている。

⑶ 乳幼児健康診査の受診者に対する支援方法の決定には、医師の指示が必要である。

⑷ 「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」には、飲酒に関する記載がある。

⑸ 「授乳・離乳の支援ガイド」では、離乳食を進める際は月齢を最優先することと記載されている。

 

厚生労働省. 『第39回管理栄養士国家試験の問題(午後の部)』(2025) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001428961.pdf, (2025年7月28日閲覧)

解答・解説を見る

 

⑴ 未熟児の訪問指導の実施主体は、〔 市町村 〕である。

母子保健法(19条)には、”市町村長は、その区域内に現在地を有する未熟児について、養育上必要があると認めるときは、医師、保健師、助産師又はその他の職員をして、その未熟児の保護者を訪問させ、必要な指導を行わせるものとする。

と規定されている。

 

⑵ 乳児の健康診査の対象月齢は、〔 市町村が設定 〕する。

母子保健法に基づき下記の月齢期間中に

市町村の任意の対象月齢を設定し、それぞれの健診を実施する。

1歳6か月児健診満1歳6か月を超え満2歳に達しない幼児

3歳児健診満3歳を超え満4歳に達しない幼児

 

⑶ 乳幼児健康診査の受診者に対する支援方法の決定には、〔 市町村が主体となって決める 〕。

乳幼児健康診査根拠法母子保健法(13条)であり、乳幼児健康診査の実施者市町村である。

よって、支援の決定なども含め主体は市町村となる。

 

⑷ 「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」には、飲酒に関する記載がある。

正しい。「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」には、

たばことお酒の害から赤ちゃんを守りましょう」という項目がある。

 

⑸ 「授乳・離乳の支援ガイド」では、離乳食を進める際は月齢を最優先することと記載されている。

月齢はあくまでも目安である。

食べ物に興味を示すなど食べたがっているサイン離乳食を開始し、

子どもの発育及び発達の状況に応じて随時進行していく

 

文責:アヒル


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