39-140 世界の健康・栄養問題の現状と課題に関する記述である。

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39-140 世界の健康・栄養問題の現状と課題に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

⑴ 死亡者数は、NCDsによるものが最も多い。

⑵ COVID-19は、NCDsに分類される。

⑶ 2000年以降、低中所得国のNCDsによる死亡者数は、減少傾向にある。

⑷ 主要先進国(G)においては、過去20年で成人の肥満者の割合が減少している。

⑸ 日本におけるナトリウム摂取量は、北アメリカに比べて少ない。

 

厚生労働省. 『第39回管理栄養士国家試験の問題(午後の部)』(2025) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001428961.pdf, (2025年7月28日閲覧)

解答・解説を見る

NCDとは、Non-Communicable Diseases(非感染性疾患)のことで、

感染を伴わない疾病、いわゆる生活習慣病などを想像すると良い。

 

⑴ 死亡者数は、NCDsによるものが最も多い。

正しい。全世界死因の7割強NCDsによるものである。

 

⑵ COVID-19は、NCDsに分類される。

COVID-19ウイルス感染症であるため、NCDsに分類されない

 

⑶ 2000年以降、低中所得国のNCDsによる死亡者数は、〔 増加 〕傾向にある。

もともとは先進国(富裕国)で増加していたが、近年は低中所得国でも増加傾向にあり、世界的に問題となっている。

 

⑷ 主要先進国(G7)においては、過去20年で成人の肥満者の割合が〔 増加 〕している。

主要先進国(G7)での成人の肥満者割合は増加している。当然、これらは生活習慣病につながる。

 

⑸ 日本におけるナトリウム摂取量は、北アメリカに比べて〔 多い 〕。

日本は10g程度、アメリカは9g程度で日本の方がナトリウム摂取量は多い

 

文責:アヒル


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