38-48 牛乳に含まれる主な炭水化物の構造式として、最も適当なのはどれか。

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38-48
牛乳に含まれる主な炭水化物の構造式として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。

厚生労働省. 『第38回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2024) . https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001218343.pdf, (2024年7月16日閲覧)

 

解答・解説を見る

 

構造式の問題ですが全ての化合物の構造を覚える必要はありません。

・問題文の「牛乳に含まれる主な炭水化物」という記述から「ラクトース」を連想できるか?

・「ラクトースは二糖類である」を覚えているか?

この2点が分かれば、この問題は解けます。

 

前者の「牛乳に含まれる主な炭水化物」が「ラクトース(乳糖)」であるというのは

今後も、構造式問題以外の普通の問題で出題されうる

必ずおさえなければいけない内容です。

また、二糖類であるということは食品学だけでなく、

生化学でも、基礎栄養学でも習う範囲(=出題される範囲)です。

しっかり覚えておきましょう。

 

それを踏まえて選択肢を見ると

二糖類」=「輪っかが2こある構造」なので

環状構造が2個ある(3)が正しい答えとなります。

以上のように旧来の食べ物と健康の知識などがあれば

類推して構造式の問題も解くことができるので

臆せず進みましょう。

 

文責:アヒル


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