40-59 食品の加工や保存の操作とそれらを利用した食品の組合せである。

40-59 食品の加工や保存の操作とそれらを利用した食品の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

 

⑴ ウインタリング                                  冷凍ほうれんそう

⑵ グレージング                                    バター

⑶ チャーニング                                    サラダ油

⑷ ブランチング                                    冷凍まぐろ

⑸ リコンディショニング                     フライドポテト

 

 

厚生労働省. 『第40回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2026) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001663681.pdf, (2026年3月3日閲覧)

 

 

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解答・解説を見る

 

⑴ ウインタリング                                  〔 サラダ油 〕

ウインタリング(脱ろう)は、サラダ油などの製造において、

低温で固まる固体脂冷却して取り除く操作である。

常温で固形になるを取り除いて、常温で液体だけ残すイメージ。

 

冷凍ほうれんそうの製造などにはブランチングが用いられる。

類題:36-48

 

 

⑵ グレージング                                   冷凍まぐろ

グレージングは、冷凍食品(魚介類など)表面に氷の膜(氷衣)を作り、

乾燥や酸化を防ぐ操作である。バターの製造にはチャーニングが用いられる。

 

類題:36-6235-63

 

 

⑶ チャーニング                                   バター 〕

チャーニングは、バターの製造においてクリームを激しく撹拌し、

脂肪球を集めて練り上げる操作である。

 

類題39-61

 

 

⑷ ブランチング                                   冷凍ほうれんそう 〕

ブランチングは、野菜などを冷凍する前短時間加熱処理し、

酵素を失活させて変色や品質低下を防ぐ操作である。

類題:39-6034-6232-53

 

 

⑸ リコンディショニング                     フライドポテト

正しい。リコンディショニングは、低温貯蔵により還元糖が増加したじゃがいもを

加温し、還元糖を減少させる処理である。これによりフライドポテトなどの褐変を防ぐ。

 

もう少し、詳しく説明すると

じゃがいもを低温で保管した場合、保管中に

でんぷん → → → グルコースなどへの変化が進む。(低温糖化)

グルコースには還元性がある(還元糖)ので、そのまま加熱調理するとアミノ酸と反応して

アミノカルボニル反応」が生じ、褐変の原因となる。

 

そこで、調理の前に、じゃがいもをある程度あたたかい温度に戻すと、

じゃがいもの代謝が動きだし、

  • じゃがいも自身のエネルギー源として使われる
  • 一部が再びでんぷんなどに戻される

などが生じるので、グルコース(還元糖)が減少し、褐変しにくくなる

この「あたたかい温度に戻す」流れをリコンディショニングと言う。

 

 

文責:アヒル

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