40-49 食品衛生行政に関する記述である。

40-49 食品衛生行政に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

 

⑴ 食品中の農薬の残留基準を定めるのは、農林水産省である。

⑵ 食品添加物の規格基準を定めるのは、厚生労働省である。

⑶ 食品の安全性に関するリスク評価を行うのは、厚生労働省である。

⑷ 保健所に配置される食品衛生監視員は、厚生労働大臣が任命する。

⑸ 食中毒が疑われる患者を診察した医師は、24時間以内に最寄りの保健所に届け出なければならない。

 

 

厚生労働省. 『第40回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2026) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001663681.pdf, (2026年3月3日閲覧)

 

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解答・解説を見る

 

⑴ 食品中の農薬の残留基準を定めるのは、〔 消費者庁 〕である。

食品中に残留する農薬については、人の健康に害を及ぼさないよう、食品ごとに残留基準が設定されている。

現在、この残留基準を設定しているのは消費者庁である。

なお、農薬の安全性評価食品安全委員会が行い、その評価を踏まえて残留基準が設定される。

また、農薬が基準を超えて残留しないよう、農林水産省が農薬取締法に基づいて使用基準を設定している。

 

⑵ 食品添加物の規格基準を定めるのは、〔 消費者庁 〕である。

食品添加物の規格基準は、食品衛生法に基づき、「食品、添加物等の規格基準」において定められている。

現在、食品衛生に関する規格・基準の策定消費者庁の食品衛生基準審査として扱われており、

食品添加物の規格基準についても消費者庁が担当している。

 

(1)(2)ともに、現在は、食品中の農薬残留基準も、食品添加物の規格基準も、消費者庁が担当している。

ただし、2024年3月以前の制度では厚生労働省が担当していたため、古い問題・資料では注意が必要である。

 

 

⑶ 食品の安全性に関するリスク評価を行うのは、〔 食品安全委員会 〕である。

食品の安全性に関するリスク評価(科学的見地からの評価)を行うのは、

内閣府に設置された「食品安全委員会」である。

類題:35-5232-55

 

 

⑷ 保健所に配置される食品衛生監視員は、〔 都道府県知事など 〕が任命する。

保健所に配置される食品衛生監視員は、

都道府県知事政令指定都市の市長、または特別区の区長」が任命する

厚生労働大臣が任命するのは、検疫所に配置される食品衛生監視員である。

類題:33-53

 

 

⑸ 食中毒が疑われる患者を診察した医師は、24時間以内に最寄りの保健所に届け出なければならない。

正しい。食品衛生法第63条において、食中毒患者やその疑いのある者を診断した医師は、

直ちに最寄りの保健所長に届け出なければならないと定められている。

その上で、食中毒の場合、「直ちに」は24時間以内を指すのでこの選択肢は正しい。

類題:34-53

 

 

文責:アヒル

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