40-66 表は、日本食品標準成分表 2020年版(八訂)における、ある食品の可食部100g当たりの成分値を示したものである。 エネルギー値A(kcal)を求める式として、最も適当なのはどれか。

40-66 表は、日本食品標準成分表 2020年版(八訂)における、ある食品の可食部100g当たりの成分値を示したものである。

エネルギー値A(kcal)を求める式として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。

 

⑴ B × 4 + D × 9 + F × 3.75

⑵ B × 4 + D × 9 + F × 3.75 + H × 2

⑶ C × 4 + E × 9 + G × 4

⑷ C × 4 + E × 9 + I  × 4

⑸ C × 4 + E × 9 + I  × 4 + H × 2

 

 

厚生労働省. 『第40回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2026) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001663681.pdf, (2026年3月3日閲覧)

 

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解答・解説を見る

 

基本的には最下部欄外の「エネルギー換算係数」の通り、計算すればよく、

さらに、「※利用可能炭水化物を計算に含める場合には、Fを用いる」とあるので

炭水化物はFを用いると考えれば良い。

Fを使う段階で、⑴と⑵だけに絞れるのでCとEは考えなくて良い(後述)。

 

上記をもとにエネルギーを計算すると、それぞれ

炭水化物(利用可能炭水化物 単糖当量):F × 3.75

アミノ酸組成によるたんぱく質:B × 4

脂肪酸のトリアシルグリセロール当量:D × 9

食物繊維:H × 2

となり、全てを足し合わせた

 

⑵ B × 4 + D × + F × 3.75 + H × 2

となる。

 

⑴, ⑶〜⑸

 

※C(たんぱく質)とE(脂質)を使わない理由

過去に用いられていた、単なる「たんぱく質」や「脂質」は、

窒素量抽出成分量から求めた値であり、たんぱく質以外の窒素や脂肪酸以外の脂質成分も含み

厳密なエネルギー計算には不適であった。

現在は、食品中で実際にエネルギー源となる成分量をより正確に反映するため、

アミノ酸組成によるたんぱく質脂肪酸のトリアシルグリセロール当量を、エネルギー計算に用いる

 

文部科学省の食品成分データベースでも、下記のような旨が案内されている。

“エネルギー値は原則としてFAO/INFOODSの推奨方法に準じ、
アミノ酸組成によるたんぱく質、脂肪酸のトリアシルグリセロール当量、
利用可能炭水化物などに各エネルギー換算係数を乗じて算出すると説明されている。
なお、食品成分データベースは八訂成分表の2023年更新分までの値であり、
最新データを書籍等に利用する場合は、
文部科学省の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」を参照する”

 

 

 

初めて出題される問われ方なので、焦ってしまうかもしれないが

問題文と表の中、欄外の説明を読めば答えを導ける問題である。

このような問題が出ても焦らずに問題文や図表から拾える情報を集めて考えて欲しい。

※ただし、本番では計算の見通しが立たない場合は潔く諦めて他の問題を優先して解くことも重要

 

文責:アヒル

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