40-50 食品の化学的変化に関する記述である。

40-50 食品の化学的変化に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

 

⑴ 油脂の酸化は、熱により抑制される。

⑵ 油脂の過酸化物価は、油脂中の遊離脂肪酸量を示す指標である。

⑶ トランス脂肪酸は、植物油脂への水素添加により生じる。

⑷ Nニトロソアミンは、食品に含まれる第二級アミンと亜硫酸が反応することで生じる。

⑸ ベンゾ [a] ピレンは、魚を煮ることで生じる。

 

 

厚生労働省. 『第40回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2026) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001663681.pdf, (2026年3月3日閲覧)

 

 

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解答・解説を見る

 

⑴ 油脂の酸化は、熱により〔 促進される 〕。

油脂の自動酸化は、金属イオン(鉄や銅など)の存在によって促進される

保存性を高めるためには、これらを避けるよう冷暗所で保存する。

類題:38-50

 

 

⑵ 油脂の過酸化物価は、〔 過酸化物の量 〕を示す指標である。

過酸化物価は、油脂の酸化過程で生じる一次生成物である過酸化物(ヒドロペルオキシド)の量を示す指標である。

油脂中の遊離脂肪酸量を示す指標は「酸価」である。 

類題37-5132-52

 

 

⑶ トランス脂肪酸は、植物油脂への水素添加により生じる。

正しい。植物油脂(液状の不飽和脂肪酸)水素添加を行い、

マーガリンやショートニングなどの硬化油を製造する過程で、

副産物としてトランス脂肪酸が生じる。 

類題31-4630-54

 

 

⑷ Nニトロソアミンは、食品に含まれる第二級アミンと〔 亜硝酸(亜硝酸塩) 〕が反応することで生じる。

発がん性を有するN-ニトロソアミンは、食品中のアミン類(主に第二級アミン)と、

発色剤などに用いられる「亜硝酸(亜硝酸塩)」が酸性条件下などで反応することで生じる。

類題:38-54

 

 

⑸ ベンゾ [a] ピレンは、魚を煮ることで生じる。

ベンゾ[a]ピレン(多環芳香族炭化水素の一種)は、肉や魚などの有機物を直火で高温加熱(網焼きや燻製など)した際の

不完全燃焼によって生じる発がん性物質である。

基本的に、煮る程度の加熱では生じない

関連:38-5435-56

 

 

文責:アヒル

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