26-165 日本人の食事摂取基準(2010年版)に基づいた集団の食事改善計画である。

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26-165 日本人の食事摂取基準(2010年版)に基づいた集団の食事改善計画である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) エネルギー摂取の過不足を防ぐために、エネルギーの平均摂取量を推定エネルギー必要量(EER)付近になるように計画を立てる。
(2) 栄養素の摂取不足を防ぐために、推奨量(RDA)を下回る者の割合をできるだけ少なくするように計画を立てる。
(3) 栄養素の摂取不足を防ぐために、平均摂取量を目安量(AI)付近まで改善するように計画を立てる。
(4) 栄養素の過剰摂取を防ぐために、平均摂取量が耐容上限量(UL)未満になるように計画を立てる。
(5) 生活習慣病の一次予防のために、平均摂取量が目標量(DG)の範囲に入るように計画を立てる。


※こちらの問題は 食品成分表2015年版の内容で解説しています。
×(1) エネルギー摂取の過不足を防ぐために、BMIが目標の範囲内に留まっている者の割合を増やすことを目的として計画を立てる。
×(2) 栄養素の摂取不足を防ぐために、目安量を用いて計画を立てる場合、摂取量の中央値が目安量付近またはそれ以上であれば現状維持とし、下回っている場合は不足について判断することができないとされる。
(3) 栄養素の摂取不足を防ぐために、平均摂取量を目安量(AI)付近まで改善するように計画を立てる。
×(4) 栄養素の過剰摂取を防ぐために、集団全体の摂取量が耐容上限量(UL)未満になるように計画を立てる。
×(5) 生活習慣病の一次予防のために、摂取量が目標量(DG)の範囲に入る者の割合を増やすことを目的とした計画を立てている。


<追記>
2015年、食品成分表の改定は、15年ぶりとなる収載食品の拡充や、新たに炭水化物成分表を作成するなど、大幅なものとなりました。
食品成分表に関する問題は毎年必ず出題される重要な問題ですので、改定の内容などは特に覚えておく必要があります。


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