食事摂取基準のエネルギー指標に関する問題は、国試でよく出題される。
エネルギーの指標(EER, 推定エネルギー必要量)の算出方法などをおさえておきたい。
〇⑴ 目標とする BMI の範囲は、疫学研究の結果から総死亡率が低い範囲をもとに設定されている。
正しい。日本人の食事摂取基準(2025年版)直リンクでは、
「エネルギーの摂取量及び消費量のバランス(エネルギー収支バランス)の維持を示す指標としてBMIを用い、
成人における観察疫学研究において報告された総死亡率が最も低かったBMIの範囲、
日本人のBMIの実態などを総合的に検証し、目標とするBMIの範囲を提示。」
としている。
範囲については(2),(3)の解説に記載。
⑵ 目標とする BMI の範囲は、男女で〔 共通である 〕。
⑶ 目標とする BMI の範囲の下限値は、〔 年齢区分によって異なる 〕。
目標とするBMIの範囲に性別による差はない。
また、上限は共通して24.9 kg/m2であるが、
下限は年齢区分が上がるにつれて高くなる。
18~49歳:18.5~24.9 kg/m2
50~64歳:20.0~24.9 kg/m2
65~74歳:21.5~24.9 kg/m2
75歳~:21.5~24.9 kg/m2
類題:39-84(3)
⑷ エネルギー消費量は、〔 基礎代謝量 〕に身体活動レベル基準値を乗じて算出する。
食事摂取基準では、「基礎代謝量と身体活動レベルを測定し、この積を取る方法」を採用している。
つまり、基礎代謝量 × 身体活動レベル基準値である。
39-84(4)に「誤) 成人の推定エネルギー必要量(EER)の算定式は、安静時代謝量(kcal/日)× 身体活動レベルである。」が出題されている。
類題:31-93、33-83、
⑸ 3~5歳の身体活動レベル(カテゴリー)は、2区分である。
1~5歳までの身体活動レベルは、1区分のみで、
6~74歳までは、「低い」「ふつう」「高い」の3区分に分かれている。
75歳以上では「低い」「ふつう」の2区分に分かれている。
35-87(3)に、「1 ~ 5 歳児の身体活動レベル(PAL)は、 1 区分である。」という正文が出題されている。
類題 39-84
文責:アヒル(O)
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