⑴ コレステロールは、コール酸から合成される。
典型的な材料と産物の入れ替え問題である。
一次胆汁酸であるコール酸は、コレステロールから合成される。
その他に、「誤) コレステロールは、ステロイドホルモンから合成される」などがある。
類題:37-75(準備中)
⑵ コレステロールの合成速度は、主に〔 HMG-CoA還元酵素 〕によって調節される。
少し見慣れない選択肢で迷うかもしれないが、
コレステロール合成経路の律速酵素(最も反応速度が遅い酵素)といえば?
と聞かれれば、HMG-CoA還元酵素と答えられるかもしれない。
この問題や(5)のように、一見難しそうに見えるが落ち着いて考えると
過去問や模擬試験頻出の内容の言い換えで、「実は解けた」という問題もあるので
試験中落ち着いて解けるようにしたい。
類題:33-23、37-73
⑶ コレステロールの合成は、外因性コレステロールの影響を〔 受ける 〕。
食事からのコレステロール摂取量が多いとき
→フィードバック阻害を受けて体内での合成は抑制される
食事からのコレステロール摂取量が少ないとき
→体内での合成は促進される
類題:33-78、35-75
〇⑷ コレステロールは、テストステロンの材料となる。
正しい。テストステロンやアルドステロン、エストロゲンなど名前をよく見ると
ステロイド(コレステロール類の総称)の名残が残っている。
これらは全てステロイドホルモンと呼ばれる。
(1)の解説にも書いたが「正)ステロイドホルモンは、コレステロールから合成される。」も覚えておいてほしい。
⑸ 末梢組織のコレステロールは、レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)の作用により LDL に取り込まれる。
LCATの長々しいカタカナで読むのが嫌になるが、選択肢の最初と最後だけ読めば誤りということがわかる。
「末梢組織のコレステロールは、(中略)LDL に取り込まれる。」
LDLは肝臓から全身に向けて、コレステロールを配る(置いてくる)役割で、
末梢組織のコレステロールを取り込んで肝臓まで運ぶのはHDLである。
35-75(3)「正) HDL は、レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)の作用によりコレステロールを取り込む。」と出題されている。
文責:アヒル
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