40-74 コレステロール代謝に関する記述である。

40-74 コレステロール代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

 

⑴ コレステロールは、コール酸から合成される。

⑵ コレステロールの合成速度は、主にアセチルCoAカルボキシラーゼによって調節される。

⑶ コレステロールの合成は、外因性コレステロールの影響を受けない。

⑷ コレステロールは、テストステロンの材料となる。

⑸ 末梢組織のコレステロールは、レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)の作用により LDL に取り込まれる。

 

 

厚生労働省. 『第40回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2026) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001663681.pdf, (2026年3月3日閲覧)

 

 

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解答・解説を見る

 

⑴ コレステロールは、コール酸から合成される。

典型的な材料と産物の入れ替え問題である。

一次胆汁酸であるコール酸は、コレステロールから合成される。

その他に、「誤) コレステロールは、ステロイドホルモンから合成される」などがある。

類題:37-75(準備中)

 

 

⑵ コレステロールの合成速度は、主に〔 HMG-CoA還元酵素 〕によって調節される。

少し見慣れない選択肢で迷うかもしれないが、

コレステロール合成経路律速酵素(最も反応速度が遅い酵素)といえば?

と聞かれれば、HMG-CoA還元酵素と答えられるかもしれない。

この問題や(5)のように、一見難しそうに見えるが落ち着いて考えると

過去問や模擬試験頻出の内容の言い換えで、「実は解けた」という問題もあるので

試験中落ち着いて解けるようにしたい。

類題:33-23、37-73

 

 

⑶ コレステロールの合成は、外因性コレステロールの影響を〔 受ける 〕。

食事からのコレステロール摂取量が多いとき

→フィードバック阻害を受けて体内での合成は抑制される

食事からのコレステロール摂取量が少ないとき

体内での合成は促進される

類題:33-7835-75

 

 

⑷ コレステロールは、テストステロンの材料となる。

正しい。テストステロアルドステロストロゲンなど名前をよく見ると

ステロイド(コレステロール類の総称)の名残が残っている。

これらは全てステロイドホルモンと呼ばれる。

(1)の解説にも書いたが「正)ステロイドホルモンは、コレステロールから合成される。」も覚えておいてほしい。

 

 

⑸ 末梢組織のコレステロールは、レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)の作用により LDL に取り込まれる。

LCATの長々しいカタカナで読むのが嫌になるが、選択肢の最初と最後だけ読めば誤りということがわかる。

「末梢組織のコレステロールは、(中略)LDL に取り込まれる。」

LDL肝臓から全身に向けて、コレステロールを配る(置いてくる)役割で、

末梢組織コレステロールを取り込んで肝臓まで運ぶのはHDLである。

 

35-75(3)「正) HDL は、レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)の作用によりコレステロールを取り込む。」と出題されている。

 

 

 

文責:アヒル

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