全般的に38-72, 35-74の周辺知識や問い方を変えているような問題である。
⑴ 小腸からのキロミクロンの分泌が亢進する。
キロミクロンは食事由来の脂質を運ぶリポたんぱく質なので、
食事由来の脂質が多くなる食後に分泌が亢進する。
選択肢の正文化をしづらいので「キロミクロンが増えるのは食後満腹のとき」と覚えておいてほしい。
⑵ 脂肪組織からの遊離脂肪酸の放出が〔 促進 〕される。
空腹時は血糖以外のエネルギー源として、
脂肪から切り出した(遊離させた)脂肪酸を活用する。
ちなみに、このとき脂肪組織から脂肪酸を切り出してくる酵素が、ホルモン感受性リパーゼである。
空腹時に血糖値は下がり、血中遊離脂肪酸が上昇するのは上記が理由である。
〇⑶ 肝臓でβ酸化が亢進する。
正しい。(2)の通り、空腹時は脂肪酸をエネルギー源にしようとするので
β酸化(脂肪酸→→アセチルCoA)は亢進する。
⑷ 〔 肝臓 〕でケトン体の合成が亢進する。
⑸ 肝臓でケトン体の利用が亢進する。
「空腹時にケトン体が合成される」旨は頻繁に出題されるが
ケトン体合成するのは肝臓である。
肝臓は、ケトン体を合成できるが、利用できない
筋肉などの組織は、ケトン体を利用できるが、合成できない。
38-72(5)「誤) 空腹時は、肝臓でケトン体合成が抑制される。」と出題されているので
ココと関連させられれば解くことができる。
類題:30-77, 36-74, 37-74(準備中)
文責:アヒル
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