40-73 食後と比べたときの空腹時の脂質代謝に関する記述である。

40-73 食後と比べたときの空腹時の脂質代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

 

⑴ 小腸からのキロミクロンの分泌が亢進する。

⑵ 脂肪組織からの遊離脂肪酸の放出が抑制される。

⑶ 肝臓でβ酸化が亢進する。

⑷ 骨格筋でケトン体の合成が亢進する。

⑸ 肝臓でケトン体の利用が亢進する。

 

厚生労働省. 『第40回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2026) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001663681.pdf, (2026年3月3日閲覧)

 

 

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解答・解説を見る

全般的に38-72, 35-74の周辺知識や問い方を変えているような問題である。

 

 

⑴ 小腸からのキロミクロンの分泌が亢進する。

キロミクロンは食事由来の脂質を運ぶリポたんぱく質なので、

食事由来脂質多くなる食後に分泌が亢進する。

選択肢の正文化をしづらいので「キロミクロンが増えるのは食後満腹のとき」と覚えておいてほしい。

 

 

⑵ 脂肪組織からの遊離脂肪酸の放出が〔 促進 〕される。

空腹時は血糖以外のエネルギー源として、

脂肪から切り出した(遊離させた)脂肪酸を活用する。

ちなみに、このとき脂肪組織から脂肪酸を切り出してくる酵素が、ホルモン感受性リパーゼである。

空腹時に血糖値は下がり、血中遊離脂肪酸が上昇するのは上記が理由である。

 

 

⑶ 肝臓でβ酸化が亢進する。

正しい。(2)の通り、空腹時は脂肪酸をエネルギー源にしようとするので

β酸化(脂肪酸→→アセチルCoA)は亢進する

 

 

⑷ 〔 肝臓 〕でケトン体の合成が亢進する。

⑸ 肝臓でケトン体の利用が亢進する。

 

「空腹時にケトン体が合成される」旨は頻繁に出題されるが

ケトン体合成するのは肝臓である。

肝臓ケトン体を合成できるが、利用できない

筋肉などの組織は、ケトン体を利用できるが、合成できない

 

38-72(5)「誤) 空腹時は、肝臓でケトン体合成が抑制される。」と出題されているので

ココと関連させられれば解くことができる。

 

 

類題:30-77, 36-74, 37-74(準備中)

文責:アヒル

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