膠原病・自己免疫疾患に関する知識は、国試で頻出である。
31-43、32-43、33−43、34-41、35-41、36-41、38-41、39-41
⑴ 全身性エリテマトーデスは、日光浴で〔 悪化する 〕。
全身性エリテマトーデス(SLE)は、日光浴(厳密には紫外線)で悪化する。
SLEに関しては、蝶形紅斑, 女性に多い, 膠原病(自己免疫疾患), 日光で悪化
あたりを覚えておくと良い。
36-41(2)に「誤) 全身性エリテマトーデスは、日光浴で寛解する。」というほぼ同じ選択肢が出題されている。
⑵ 関節リウマチは、加齢に伴い〔 進行する 〕。
関節リウマチは、加齢に伴って自然に寛解せず、
むしろ関節の炎症が長引くことで、じわじわと軟骨や骨が削れていく
進行性の関節破壊を生じる進行性の自己免疫疾患である。
⑶ 強皮症では、消化管蠕動運動が〔 低下する 〕。
強皮症では、消化管壁が線維化して硬くなる。
平滑筋の働きが落ちるので、消化管の運動は低下する。
※柔らかいゴムホースが硬くなって”しなり”がなくなるイメージ
35-41(1)に「誤) 強皮症 食道蠕動の亢進」の組み合わせが出題されている。
〇⑷ 皮膚筋炎は、悪性腫瘍を合併しやすい。
正しい。腫瘍に対する免疫反応が、誤って筋や皮膚もターゲットにしてしまい皮膚筋炎が生じる。
その為、皮膚筋炎を発見した際は腫瘍に関する精密検査を行うことが多い。
※つまりイメージとしては「発症自体は腫瘍が先(or同時)」だが、
パッと見すぐにわかる皮膚筋炎を発見後に、詳しく調べると腫瘍もあった(合併していた)!となる
⑸ シェーグレン症候群では、唾液分泌が〔 減少する 〕。
シェーグレン症候群は、涙腺や唾液腺に炎症が生じ、涙や唾液が分泌されにくくなる。
その結果、ドライアイやドライマウスを生じる。
38-41(5)に「誤) シェーグレン症候群では、唾液分泌が増加する。」というほぼ同じ選択肢が出題されている。
文責:アヒル
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