40-135 特定集中治療室に入室中の受傷後3日目のⅢ度熱傷患者である。患者の病態および栄養管理に関する記述である。

40-135 特定集中治療室に入室中の受傷後3日目の度熱傷患者である。

患者の病態および栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

 

⑴ 基礎代謝は、受傷当日と比べて低下する。

⑵ 血糖値は、受傷当日と比べて低下する。

⑶ 炎症性サイトカインは、受傷当日と比べて増加する。

⑷ 経腸栄養は、禁忌である。

⑸ 輸液の水分量は、10mL/kg現体重/日とする。

 

厚生労働省. 『第40回管理栄養士国家試験の問題(午後の部)』(2026) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001663682.pdf, (2026年3月3日閲覧)

 

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解答・解説を見る

 

⑴ 基礎代謝は、受傷当日と比べて〔 上昇する 〕。

受傷直後のショック期を脱し、

受傷後3日目頃からは代謝亢進期に入るため、基礎代謝は増加する

類題34-13532-140

 

 

⑵ 血糖値は、受傷当日と比べて〔 上昇する 〕。

(1)の解説の通り、代謝亢進期に入り血糖の需要が増え、それに応えるために血糖値は上昇する。

また、(3)の解説のように、

ストレスホルモン炎症性サイトカインの分泌増加によりインスリン抵抗性が生じるため、高血糖状態となる。

類題34-13530-137

 

 

⑶ 炎症性サイトカインは、受傷当日と比べて増加する。

受傷後数日から全身性の炎症反応が進行し、血中の炎症性サイトカインは増加する

 

 

⑷ 経腸栄養は、〔 実施できる 〕。

腸管粘膜の萎縮バクテリアルトランスロケーションを防ぐため、

消化管が機能していれば早期からの経腸栄養が推奨される。

類題:34-13537-135

 

 

⑸ 輸液の水分量は、10mL/kg現体重/日とする。

熱傷部位からの不感蒸泄滲出液により水分喪失が著しいため、

大量の水分輸液が必要となる。10mL/kg/日では少なすぎる

類題34-13530-137

 

 

文責:アヒル

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