自己効力感とは、「自分にもできそう」「やればできる」という自信のことである。
自己効力感を高めるためには、自分の成功体験、他者の成功を見る(代理経験)、
励ましや支援(言語的説得)、緊張や不安の軽減(生理的・情動的状態)などが有効である。
自己効力感(セルフエフィカシー)とそれに影響を与える要因と例
⑴ これまでに、上手に盛り付けできたことはありませんか。
過去の成功体験を思い出させようとしているが、小学1年生のまだできた経験がない児童には機能しにくいと考えられる。
⑵ 盛り付けが上手な、上級生のクラスを見学しに行きましょうか。
他者の成功する姿から「自分にもできそう」と感じるのは代理経験に当てはまる。
自分でやることに対して不安を感じている児童に対して、
見学だけよりは⑶のように実際にできたという体験につながる支援の方がより適切だと考えられるため、
最も適切な選択肢ではないと考えられる。
※小学1年生が、“上手に盛り付けている上級生”を見ても、「自分にもできそう」には繋がりづらく、
「上級生だからできている」という方向に流れかねない。
〇⑶ 先生がコツを教えますから、一緒にやってみましょう。
一緒にやってみましょうと、児童の不安を軽減しながら、
さらに成功体験につながる具体的な支援をする言葉がけであり、
他の選択肢と比べて適切だと考えられる。
⑷ みんななら大丈夫。きっとできますよ。
不安を軽減する言語的な励ましであるが、今の児童は盛り付けが難しいという具体的な困りごとを抱えており、
「きっとできるよ!」は、やや無責任な発言である。
このような単なる励ましよりも、⑶のように具体的な支援があった方が有効だと考えられる。
類題:26-108 27-113 28-109 30-107 38-196, 197
業者ごとに解答速報が割れていた、クs…微妙な問題である。
国試本番では、このような問題に悩んで時間を潰すくらいなら
明確に答えを導ける臨床栄養や公衆栄養を解く時間に充てた方が良い。
文責:アヒル(O)
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