40-96 暑熱環境下における生理的変化に関する記述である。

40-96 暑熱環境下における生理的変化に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1つ選べ。

⑴ 人体の中心(核心)温度は、体表面温度より変化しやすい。

⑵ 発汗は、熱放散を抑制する。

⑶ 暑熱馴化(順化)により、発汗開始までの時間が短くなる。

⑷ 基礎代謝量は、上昇する。

⑸ バソプレシン分泌量は、減少する。

 

厚生労働省. 『第40回管理栄養士国家試験の問題(午前の部)』(2026) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001663681.pdf, (2026年3月3日閲覧)

 

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解答・解説を見る

 

特殊環境(高温・低温、高圧・低圧、無重力など)では、

これらの外部環境の変化に対して身体が恒常性を保てるように働く。

簡単にいうと、「暑いなら体温を下げる」「寒いなら体温を上げる」などである。

この問題を考えるコツは、自分が暑熱環境(暑いとき)に居る時を想像して考えるとよい。

末尾にshorts動画あり。

 

⑴ 人体の中心(核心)温度は、体表面温度より変化しやすい。

外部環境の影響を受けやすいのは、中心温度より表面温度である。

そのため、体表面温度の方が変化しやすい

→日光が当たったときに、より熱くなるのは深部(内臓)ではなく、皮膚表面の温度

 

⑵ 発汗は、熱放散を〔 促進 〕する。

熱放散とは、文字通り、熱を放出散らすことなので

発汗により、気化熱として体の熱の放射を促進することで、体温は下がる

 

⑶ 暑熱馴化(順化)により、発汗開始までの時間が短くなる。

正しい。暑熱馴化により、発汗開始が早くなったり

発汗量が増えたりするようになり、より効率よく体温調節ができるようになっていく。

“暑さに慣れる”のイメージ。

 

⑷ 基礎代謝量は、〔 上昇しない 〕。

高温環境では少しでも体内から熱を逃がすように働くため、

わざわざ熱を産生するような代謝亢進はしない

低温環境では体温維持のために熱産生が増加し、基礎代謝量が増加する

冬季は夏季に比べて基礎代謝が増加する。

 

⑸ バソプレシン分泌量は、〔 増加する 〕。

バソプレシン(抗利尿ホルモン)分泌が増えると

水の再吸収を促進して尿量を減らすので、水分の体内貯留が増える

発汗で失う水分を補うために、バソプレシン分泌量は増加する

※汗でたくさん水を失っているのに、尿までたくさん出したら脱水がひどくなるのでそんなことはしない。

 

 

特殊環境はボーナスステージ。

自分がその環境に居たら・・・を考えたい。

類題:38-97 36-97 34-97 33-99 28-104 26-105

 

 

文責:アヒル(O)

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