はじめにざっくりまとめると
・患者調査(3年に1回)
→ 医療機関に「どのような患者さんが受療していますか?」を聞く調査
・国民生活基礎調査(毎年実施、3年に1回大規模調査)
→ 世帯・国民に「体調はどない?」などを聞く調査
どちらも厚労省が実施主体
⑴ いずれも3年に1回行われる。
患者調査は医療施設を対象に3年に1回実施されるが、
国民生活基礎調査は世帯を対象に毎年実施され、そのうち3年に1回が大規模調査となる
類題:31-4
⑵ 〔 国民生活基礎調査 〕では、自覚症状のある人の割合が示される。
病気やけがなどで自覚症状のある人の割合(有訴者率)を調査し示すのは、
国民生活基礎調査(健康票)である。
類題:36-16、31-4
⑶ 患者調査では、受診しない人が多い疾病の患者数は、実際よりも〔 少なく 〕見積もられる。
患者調査は、病院や診療所を利用した患者を対象とする調査である。
そのため、医療機関を受診せず我慢する人が多い疾病の場合、
実際の患者数よりも少なく見積もられることになる。
理論上、患者全員が通院すれば、患者調査の患者数=患者数だが、
我慢して一人でも受診しなかった時点で、患者調査の患者数<実際の患者数となる。
⑷ 〔 国民生活基礎調査 〕では、介護が必要となった原因を把握できる。
介護が必要となった主な原因(要介護者等の状況)を調査し把握できるのは、
「国民生活基礎調査(介護票)」である。患者調査は医療機関の利用状況を調べるものである。
※「体調どない?(国民生活基礎調査)」→「あら!介護が必要に!?なんで?(介護が必要になった原因)」
〇⑸ 国民生活基礎調査の健康票では、自己申告による傷病名が把握される。
正しい。国民生活基礎調査の健康票では、世帯員に対するアンケート形式で、
有訴者の有無や自覚症状、通院の有無、自己申告による傷病名などが調査される。
・国民生活基礎調査(毎年実施、3年に1回大規模調査)
→ 世帯・国民に「体調はどない?」などを聞く調査
厳密には、「体調どない?」ではなく「最近、どない?」を聞く調査
- 世帯の状況
- 所得
- 健康状態
- 自覚症状、有訴者率
- 通院状況
- 介護
- 悩み・ストレス
文責:アヒル
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