⑴ エネルギーは、〔 1500 〜 1750 kcal 〕とする。
腹膜透析のエネルギー量は、30~35kcal/kg標準体重/日を目安とし、
透析液から吸収されるブドウ糖のエネルギー分を差し引いて設定する。
具体的には、50kg × 30~35kcal/kg標準体重/日 = 1500 〜 1750 kcal/日を目安に
ここから透析液から吸収されるブドウ糖のエネルギー分を差し引くので
選択肢の2,500kcalは明らかに過剰であり誤りとなる。
類題:34-130、32-135
⑵ たんぱく質は、〔 45 〜 60 g 〕とする。
透析液へのたんぱく質やアミノ酸の漏出があるため、
過度な制限は行わず、0.9~1.2g/kg標準体重/日とする。
50kg × 0.9~1.2g/kg標準体重/日 = 45 〜 60 g
よって、選択肢の30gでは不足する。
※透析まで進むと、たんぱく質の制限はほとんどなくなる。と覚えておいてほしい。
類題:34-130
〇⑶ カリウムは、制限しない。
血液透析と異なり、腹膜透析では透析液を介して持続的にカリウムが排泄されるため、
原則としてカリウム制限は行わない。
血液透析の場合は2000mg/日未満に制限する。
類題:34-130
⑷ リンは、〔 675 〜 900 mg 〕とする。
リンの摂取量は
たんぱく質摂取量(g) × 15mg以下とするのが目安である。
45 〜 60 (g) × 15 mg = 675 〜 900 mgとなり選択肢の1,500mgは多すぎる。
類題:34-130、37-127
⑸ 総水分は、〔 前日尿量+除水量 〕とする。
水分の摂取量は「前日尿量+除水量」を基本とする。
除水量が記載されていないが、少なくとも前日尿量のみでは不足するので誤りである。
類題:34-130
文責:アヒル
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