40-131 腎・尿路疾患の病態と栄養管理に関する記述である。

40-131 腎・尿路疾患の病態と栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1つ選べ。

 

⑴ 急性糸球体腎炎乏尿期では、食塩摂取量を3g/日以下に制限する。

⑵ 微小変化型ネフローゼ症候群では、たんぱく質摂取量を0.8g/kg標準体重/日とする。

⑶ 急性腎障害(AKI)では、代謝性アルカローシスを認める。

⑷ 末期 CKD では、血中 1α,25–ジヒドロキシビタミン D 値が上昇する。

⑸ 尿路結石では、飲水量を制限する。

 

厚生労働省. 『第40回管理栄養士国家試験の問題(午後の部)』(2026) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001663682.pdf, (2026年3月3日閲覧)

 

スポンサーリンク

解答・解説を見る

 

⑴ 急性糸球体腎炎乏尿期では、食塩摂取量を3g/日以下に制限する。

正しい。急性糸球体腎炎乏尿期には、著しい尿量減少に伴う浮腫高血圧の悪化を防ぐため、

水分と食塩を厳重に制限する。

類題:39-128

 

 

⑵ 微小変化型ネフローゼ症候群では、たんぱく質摂取量を〔 1.0〜1.1g/kg標準体重/日程度 〕とする。

ネフローゼ症候群では、過度なたんぱく質制限低たんぱく血症を助長するため推奨されず、

全般的には0.8~1.0g/kg標準体重/日とするが、

微小変化型ネフローゼ症候群では、1.0 ~1.1 g/kg標準体重/日とする。

類題:36-126

 

 

⑶ 急性腎障害(AKI)では、代謝性アルカローシスを認める。

急性腎障害(AKI)では、腎臓から水素イオンの排泄が低下し、

体内に水素イオン(酸性物質)が蓄積するため、代謝性アシドーシスを呈する。

類題:39-21(5), 32-30(5)

 

 

⑷ 末期 CKD では、血中 1α,25–ジヒドロキシビタミン D 値が上昇する。

1α,25-ジヒドロキシビタミンDとは、活性型ビタミンDのことで、

ビタミンDは肝臓腎臓2段階の活性化を受け、活性型ビタミンDとなる。

腎機能の低下に伴って、腎臓におけるビタミンDの活性化が障害されるため、

血中 1α,25–ジヒドロキシビタミン D 値は、低下する

類題:36-12638-128

 

⑸ 尿路結石では、飲水量を制限する。

尿路結石の予防および再発防止のためには、

尿を希釈して結石成分の飽和度を下げる目的で、

十分な飲水量(2L/日以上など)を確保する必要があり、制限は行わない  

類題:36-126

 

 

文責:アヒル

😫 解説を読むのに疲れたら・・・

気分転換に目を休めながら”聴く読書”はどう?
無料で試してみてね(期間中に解約で0円)

※Amazon公式サイトへ移動します。規約や無料期間などは遷移先を参照

(PR)最新のレビューブック!!

\ 計算対策や基本問題ドリルも販売中! /

📚 教材ショップ(STORES)を見る >
Insert math as
Block
Inline
Additional settings
Formula color
Text color
#333333
Type math using LaTeX
Preview
\({}\)
Nothing to preview
Insert