〇⑴ 急性糸球体腎炎乏尿期では、食塩摂取量を3g/日以下に制限する。
正しい。急性糸球体腎炎の乏尿期には、著しい尿量減少に伴う浮腫や高血圧の悪化を防ぐため、
水分と食塩を厳重に制限する。
類題:39-128
⑵ 微小変化型ネフローゼ症候群では、たんぱく質摂取量を〔 1.0〜1.1g/kg標準体重/日程度 〕とする。
ネフローゼ症候群では、過度なたんぱく質制限は低たんぱく血症を助長するため推奨されず、
全般的には0.8~1.0g/kg標準体重/日とするが、
微小変化型ネフローゼ症候群では、1.0 ~1.1 g/kg標準体重/日とする。
類題:36-126
⑶ 急性腎障害(AKI)では、代謝性アルカローシスを認める。
急性腎障害(AKI)では、腎臓からの水素イオンの排泄が低下し、
体内に水素イオン(酸性物質)が蓄積するため、代謝性アシドーシスを呈する。
類題:39-21(5), 32-30(5)
⑷ 末期 CKD では、血中 1α,25–ジヒドロキシビタミン D 値が上昇する。
1α,25-ジヒドロキシビタミンDとは、活性型ビタミンDのことで、
ビタミンDは肝臓と腎臓で2段階の活性化を受け、活性型ビタミンDとなる。
腎機能の低下に伴って、腎臓におけるビタミンDの活性化が障害されるため、
血中 1α,25–ジヒドロキシビタミン D 値は、低下する。
類題:36-126、38-128
⑸ 尿路結石では、飲水量を制限する。
尿路結石の予防および再発防止のためには、
尿を希釈して結石成分の飽和度を下げる目的で、
十分な飲水量(2L/日以上など)を確保する必要があり、制限は行わない。
類題:36-126
文責:アヒル
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