40-127 胆石症、胆嚢炎の病態と栄養管理に関する記述である。

40-127 胆石症、胆嚢炎の病態と栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

 

⑴ 胆石症は、20歳台に好発する。

⑵ 胆石症のリスク因子として、肥満がある。

⑶ 胆石症の再発予防では、食物繊維の摂取を制限する。

⑷ 胆嚢炎急性期では、経腸栄養を実施する。

⑸ 胆嚢炎の症状が軽減したら、常食を開始する。

 

厚生労働省. 『第40回管理栄養士国家試験の問題(午後の部)』(2026) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001663682.pdf, (2026年3月3日閲覧)

 

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解答・解説を見る

 

⑴ 胆石症は、〔 40歳台 〕に好発する。

胆石症は、40歳代以降の中高年女性好発する疾患である。

特徴として「中高年女性肥満」に多い傾向があることを押さえておく。

 

 

⑵ 胆石症のリスク因子として、肥満がある。

正しい。肥満は、胆石の多くを占めるコレステロール結石主要なリスク因子である。

肥満により胆汁中のコレステロール排泄が増加し、過飽和状態になることで結石が形成されやすくなる。

 

 

⑶ 胆石症の再発予防では、食物繊維〔 を積極的に摂取する

胆石症の再発予防のためには、食物繊維を積極的に摂取することが推奨される。

食物繊維は腸管内で胆汁酸を吸着して便中への排泄を促し、

コレステロールの代謝を改善するため結石形成の予防に働く  

類題:35-12332-128

 

 

⑷ 胆嚢炎急性期では、〔 絶飲食 〕を実施する。

胆嚢炎急性期では、胆嚢の収縮を防ぎ消化管を安静に保つため、絶飲食とする。

また、必要に応じた静脈栄養を実施する。

経口摂取経腸栄養を行うと、胆汁の分泌に伴い胆嚢が収縮し、

疼痛や炎症が悪化する恐れがあるため避ける。

類題:31-12930-126

 

 

⑸ 胆嚢炎の症状が軽減したら、〔 段階的に食形態を移行する。

症状軽減後に食事を再開する際は、いきなり常食を開始せず段階的に進める必要がある。

まずは水分や流動食から開始し、胆嚢への刺激が少ない低脂肪食を中心としながら、

患者の容態に合わせて食形態を移行していく。

 

 

文責:アヒル

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