医薬品(特に利尿薬や糖尿病治療薬)の作用機序は、国試でよく出題される。
医薬品は数多くあり、全てを対応することはできないが、
(3)以外は直近5年の過去問で十分対応できる選択肢の内容だったので
今後も、過去問に出題されている医薬品の機序を中心に押さえておいてほしい。
〇⑴ メトトレキサート 葉酸代謝の阻害
正しい。メトトレキサート(抗リウマチ薬など)は、葉酸の代謝拮抗作用(拮抗作用=阻害)をもつ。
35-118(3)に「正) メトトレキサート 葉酸の代謝拮抗作用」とほぼそのままの選択肢が出題されている。
⑵ ループ利尿薬 尿中カリウム排泄の〔 促進 〕
ループ利尿薬は、尿中カリウム排泄を促進する。
〜〜利尿薬は基本的に水もナトリウムもカリウムも尿中に捨ててしまう。
⑶ ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬 尿中カリウム排泄の〔 抑制 〕
ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬と聞くとわかりづらいかもしれないが
ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬=ミネラルコルチコイドの受容体 であること、
ミネラルコルチコイド=アルドステロン ということがわかれば
ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬=アルドステロンの受容体を阻害する薬 と考えられる。
血圧を調節するホルモンとして、レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系として
過去問にも多数登場しているように
アルドステロンのはたらきは、水とナトリウムを再吸収し、代わりにカリウムを排泄するものである。
その働きを阻害することになるので、水とナトリウムを排泄(再吸収阻害)し、カリウム排泄を抑制する。
類題:33-33, 36-32, 40-25
※反対に原発性アルドステロン症(アルドステロン過剰)では、カリウム排泄が促進されるので、低カリウム血症となる。
⑷ SGLT2阻害薬 尿中グルコース排泄の〔 促進 〕
SGLT2阻害薬は、腎臓の尿細管での糖の再吸収を抑制する。
再吸収されない=体内に戻らない なので
結果として、尿中へのグルコース排泄を促進する。
類題:31-125, 36-120, 37-119, 39-119
⑸ α–グルコシダーゼ阻害薬 小腸グルコース吸収の〔 抑制 〕
α–グルコシダーゼ阻害薬は、
小腸での二糖類(マルトース)の分解(膜消化)を抑制し、グルコースの吸収を遅延・抑制する
類題:31-120, 34-120, 39-119
文責:アヒル
😫 解説を読むのに疲れたら・・・
気分転換に目を休めながら”聴く読書”はどう?
無料で試してみてね(期間中に解約で0円)
※Amazon公式サイトへ移動します。規約や無料期間などは遷移先を参照