40-116 静脈栄養法に関する記述である。

40-116 静脈栄養法に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

 

⑴ 末梢静脈栄養では、2,000kcal/日投与できる。

⑵ 中心静脈栄養では、感染リスクがない。

⑶ 開始液には、カリウムが含まれる。

⑷ 維持液には、開始液よりもナトリウムが多く含まれる。

⑸ 脂肪乳剤は、末梢静脈から投与できる。

 

厚生労働省. 『第40回管理栄養士国家試験の問題(午後の部)』(2026) .

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001663682.pdf, (2026年3月3日閲覧)

 

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解答・解説を見る

 

⑴ 末梢静脈栄養では、〔 1,200kcal/日 〕投与できる。

末梢静脈栄養で投与できるエネルギー量は、1日あたり約1,200kcal程度までである。

2,000kcalなどの高エネルギーを投与する場合は、中心静脈栄養法を用いる。

類題:34-11436-11539-115

 

⑵ 中心静脈栄養では、〔 感染リスクがある 〕。

中心静脈カテーテルの留置に伴う血流感染(カテーテル関連血流感染症)などの

リスクがあるため誤り。

※カテーテルを差し込んでいる箇所からの感染のリスクがある。

 

⑶ 開始液には、カリウムが〔 含まれない 〕。

開始液は、患者の病態(腎機能など)が不明な初期段階でも

安全に投与できるよう、カリウムを含まない

よって誤り。

 

⑷ 維持液には、開始液よりもナトリウムが多く含まれる。

維持液のナトリウム濃度は、開始液よりも低く設定されているため誤り。

解説下部参考のこと。

 

⑸ 脂肪乳剤は、末梢静脈から投与できる。

正しい。脂肪乳剤は血漿とほぼ等張であるため、

浸透圧による血管痛や静脈炎のリスクが低く

末梢静脈から安全に投与できる。

 

 

1号液(開始液):脱水や病態がはっきりしない初期に用いるカリウムを含まないため、腎機能が不明な場合などでも使いやすい。

2号液(脱水補給液):水分だけでなく、ナトリウムやカリウムなどの電解質も補いたいときに用いる。

3号液(維持液):尿や不感蒸泄などで毎日失われる水分電解質を補う目的で用いる。

維持期では初期ほどナトリウムを必要としないため、3号液のナトリウム濃度は1号液より低い

4号液(術後回復液):ナトリウムやカリウムを控えめにし、水分補給を主目的に用いる。

 

 

文責:アヒル

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