⑴ 末梢静脈栄養では、〔 1,200kcal/日 〕投与できる。
末梢静脈栄養で投与できるエネルギー量は、1日あたり約1,200kcal程度までである。
2,000kcalなどの高エネルギーを投与する場合は、中心静脈栄養法を用いる。
類題:34-114、36-115、39-115
⑵ 中心静脈栄養では、〔 感染リスクがある 〕。
中心静脈カテーテルの留置に伴う血流感染(カテーテル関連血流感染症)などの
リスクがあるため誤り。
※カテーテルを差し込んでいる箇所からの感染のリスクがある。
⑶ 開始液には、カリウムが〔 含まれない 〕。
開始液は、患者の病態(腎機能など)が不明な初期段階でも
安全に投与できるよう、カリウムを含まない。
よって誤り。
⑷ 維持液には、開始液よりもナトリウムが多く含まれる。
維持液のナトリウム濃度は、開始液よりも低く設定されているため誤り。
解説下部参考のこと。
〇⑸ 脂肪乳剤は、末梢静脈から投与できる。
正しい。脂肪乳剤は血漿とほぼ等張であるため、
浸透圧による血管痛や静脈炎のリスクが低く、
末梢静脈から安全に投与できる。
1号液(開始液):脱水や病態がはっきりしない初期に用いる。カリウムを含まないため、腎機能が不明な場合などでも使いやすい。
2号液(脱水補給液):水分だけでなく、ナトリウムやカリウムなどの電解質も補いたいときに用いる。
3号液(維持液):尿や不感蒸泄などで毎日失われる水分・電解質を補う目的で用いる。
維持期では初期ほどナトリウムを必要としないため、3号液のナトリウム濃度は1号液より低い。
4号液(術後回復液):ナトリウムやカリウムを控えめにし、水分補給を主目的に用いる。
文責:アヒル
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