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33-73 たんぱく質とアミノ酸の代謝に関する記述である。

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33-73 たんぱく質とアミノ酸の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)たんぱく質の摂取量が不足すると、窒素出納は正になる。
(2)たんぱく質の摂取量が増加すると、尿中への尿素排泄量は減少する。
(3)アルブミンは腎臓で合成される。
(4)トリプトファンは、パントテン酸に変換される。
(5)バリンは、糖新生に利用される。

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(1)たんぱく質の摂取量が不足すると、窒素出納はになる。

 窒素の体内のバランスから、たんぱく質栄養状態を把握することができる。
 摂取窒素量と、排出窒素量の差を窒素出納という。
 (摂取窒素量が排出窒素量を上回ると、窒素出納は正になる。摂取窒素量が排出窒素量を下回ると、窒素出納は負になる。)

(2)たんぱく質の摂取量が増加すると、尿中への尿素排泄量は増加する。

 たんぱく質の摂取量が増加したとき、余分なたんぱく質およびアミノ酸は肝臓の尿素回路で尿素に変換されて、尿中に排出される。

(3)アルブミンは肝臓で合成される。

(4)トリプトファンは、セロトニンやメラトニン、ナイアシン等に変換される。

(5)バリンは、糖原生アミノ酸のひとつであり糖新生に利用される。

糖新生の材料になるのは、糖原生アミノ酸、乳酸、ピルビン酸、グリセロールである。

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